TOEIC対策授業の偽装

英語本の偽装の話の続き。

仕事がらTOEIC対策と銘打った本をよく立ち読みするが、実際にはTOEICを受験していない人間が書いていると思われる本が出回っている。そんな本を使っている学習者は、気の毒である。無駄な努力を強いられる可能性がある。

TOEIC対策の授業も同様、最新のTOEIC事情について知らない講師の授業は、受けないほうがいい。TOEICを受けてもいない講師が教えるTOEICの授業は、まさしく偽装である。残念ながら、TOEICの授業にも、偽装があると聞く。

講師のTOEICに関する知識を測るために、次の質問をしてみるといい。

①TOEICで出題される比重が最も高い文法項目は何か。

②①以外にTOEICで毎回出題される文法項目は何か。

③文法書には書いてあるが、TOEICでは出題されない文法項目は何か。

これらの質問にきちんと答えられる、講師なら信頼してよい。

さらに、受験当日の心得から筆記用具の準備の仕方まで教えてくれる授業であれば、完璧である。

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