TOEFLを受験するに当たって..「己を知り、敵を知る」

トフル学習者の皆さんへ

①    トフル未受験者(これから受験するが、トフルに向けてどのような勉強をしたらいいかよくわからない)

②    トフル既受験者(既に受けたことがあるが、思うような結果が出せない、もう一歩点数が伸びないという方)

に向けて今回はお話をしたいと思います。

目標達成するための試験準備にはまず次の2つのことが必要かと思われます。

1.己を知ること(自己分析):自分の英語力が現在どのくらいのレベルにあり、どの分野が得意でどの分野が苦手か、などしっかりと自己分析、自己認識し、それに合わせた勉強をすること。

2.敵を知ること(傾向と対策):TOEFLの試験内容、出題形式、特に最近主流となっているiBT形式の特徴と注意点を把握しておく必要があります。

ではそれぞれに対してもう少しお話をしましょう。

1.自己分析ですが、実は簡単ではありません。たとえ過去問等を解いてその結果を自分なりに客観的に分析したつもりでも、どうしても自分に対しては無意識に主観が入ってしまうからです。的確に自己分析するには「どこがどのように弱くて点数が取れていないのか、その改善にはどんなことをしていったらいいか等」を客観的に詳細に至るまで行う必要があります。それにはやはり英語指導のプロの指導を受けるのが一番早いのではないでしょうか。実力派で経験のあるプロなら客観的かつ適切に分析し、学習課題、目標を見定めることができます。その指導を受けてみると自分ではわからなかった長所、短所、注意点が明確になります。そのうえで効果的に学習を(以下参照)続けていくことができます。

(語彙)テストによく出てきている必須語彙は身に付いているか。他の語との意味のつながり(コロケーション)も把握できるか、それらが不足ならいつまでにどれだけどうやって覚えるか。

(リスニング)大事な情報について要点(いつ、どこで、だれが、どのように、なにをして、どうなったか、問題点、その解決策)を押さえて聞けているか。メモとりの工夫(概念化、キーワード化してエッセンスを逃さずかつ略語化、記号化といった速記的、効果的なメモ取り)ができているか。

(ライティング)スペルミスや文法ミス(特に時制や数の一致)がなく、自分の言いたいことが理路整然と明瞭に正しく伝えられているか。論理展開に無理、飛躍、偏りはないか。

(スピーキング)主張→例示→結論の流れで簡潔明瞭、適切に表現できるようにする。正しい語彙、発音で強弱のイントネーション、間の取り方、速度などメリハリをつけて、スムーズに話せるようにする。

2.最近主流となっているiBT形式はすべてパソコン入力ですので

パソコン入力に慣れておく必要があります。またこの形式ではメモをとることが許可されましたので特に講義内容のリスニングなどの際、メモ取りの練習を積んでおくとリスニング等で長い文章が読まれても要点をつかんでおくことが容易になります。それからこの形式から文法問題のセクションがなくなり、ライティングの中で文法の正確さも確認されるというやり方になったのでそのつもりで準備をしておく必要があります。本校では上記のリスニングの聞き取り、メモ取り、ライティング、スピーキングのコツも一人一人の学習課題にぴったり合わせて分かりやすく指導しています。

「己を知り、敵を知りそこに万全の備えをする」、そこから目標達成の道が見えてくるのではないでしょうか?本校の講師陣はトフル受験対策にも精通している英語のプロです。きっとあなたの目標達成の大きなお手伝いができると思います。ぜひ一度足を運んでみてください。

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