ネクタイ、あなたはどれ?
ネクタイを結ぶ。tie a tieと言います。これは、dream a dream や live a life や die a death のような同族目的語を取る表現がありますが、それと同じたぐいのやつでしょうか?
すいません、引っかけ問題から入って。
Transitive Use of Intransitive Verbs
他動詞の自動詞としての使い方
- live a happy life = live happily
- die a miserable death = die miserably
- dream a good dream = dream happily
Ordinary Use of Transitive Verb
普通の他動詞の使い方
- tie one’s shoes
- tie one’s tie
ということで、普通の目的語と同じで、たまたま、tieという名詞だったということ。まぁ、同族目的語かそうじゃないかなんて、そんなのどっちでもいいやという領域です。
日本語の「うってかわって」を使った例文を書きなさいというと、「○○さんは麻薬をうってかわってしまった。」なんてものを書きだす生徒が、クラスに1名ぐらいいたりして、心を鬼にしてバツをつけるような心理です。ちょっとちがうか。(笑)
さて、ネクタイの結び方です。色々あるね。色々あるけど、好みの1通り以外でやると、居心地が悪そうで・・・。
1種類しか知らなかったネクタイの結び方。実は似たような別のやり方があったんですねぇ。個人的には、一番下のものが役に立ったような気がする。皆さんは、どれ派?
英語教室の中国人ネタに関して日本語と英語と中国語と、言葉の違いは面白いね。でも、tieについてなので、こっちにカキコしておくか。外国の人が日本語を話しているのをみて、日本人が新たに日本語を考えなおしたりなんかして。
「靴のヒモを結ぶ」は普通だけど、良く考えると、「ヒモを」ということは、ヒモが別のヒモで結ばれるようにも感じる。「靴をヒモで結ぶ」といえば良かったのに。でも、靴にヒモを通して結ぶっていうイメージにならない。
tieは、ここに出ている例みたいに、tie your shoesとかで目的語は結ぶ、縛られるものが来るというのを聞いたことがあります。だから、tie the stringとかはダメと、そうなんですか?
確かにそう書いてありますね。しかしね、tie the ribbonとか、そういう風にも言えますから、何をもってして結ぶかというのを目的語に持ってくることもできますから、本ではあてにならないかもしれません。