国連英検特A級合格のために

国連英検特A級は全英語検定試験のうち最難関レベルになります。その難しさは司法試験並みでしょう。英語力としても最高レベルが要求されますが、国連に関する知識をはじめ、国際情勢、時事問題に熟知し、またそれらについてのさまざまな課題や問題点についての適切な分析、改善策の提示、また説得力のある理由づけを網羅した英作文(1次試験)を書けるか、国際会議に参加して様々な利害対立の調整、困難な諸問題についての合理的かつ平和的解決に向けて効果的に意見を述べられるか(2次試験)など、いわゆる真の国際人としてふさわしい、マナー、教養知識、英語力、発言能力(コミュニケーション能力)、人格があるかどうかが問われる最高レベルの試験なのです。

  1. 学習プランとしては①まず指定テキスト「わかりやすい国連の活動と世界」の全ページを読み込んで内容を熟知すること、②国連英検特A級の対策本(過去問)を解いてみて自己分析し、不足分野を見極め、早急にそれを補うこと(例えば政治、経済、国際情勢に関する高度な語彙が不足ならボキャビルすること等)

③過去に出された英作文のテーマを参考にして自分のネタをノートに書きため、時間内に適切に書ける準備をしておくこと(これは2次面接にも役立ちます)。

2.学習方針としては、すでにのべたように①国連英検関係の公式ガイドブックや対策本をすべてやっていくこと、②国際情勢や時事問題を熟知するために、英語のニュース番組(NHK,CNN,BBCなど)を聞いたり、英字新聞、英文雑誌(Economics, TIME, News Weekなど)に目を通しておく(ただ見たり、聞いたり、読んだりするだけでなく、それらについて要点をまとめたり、自分の意見を適切に表現できるようにしておく)③学習プランと重複するが、1次の英作文や2次の面接で自分の意見が論理的、効果的に述べられるようによく取り上げられるテーマ(食糧、エネルギー・資源、環境、平和維持活動、医療、教育、人権、民族紛争など)について自分の考えや意見を説得力のある要点を突いた形でまとめておくなどのことが必要かと思われます。

国連英検特A級は、オンタイムで起きている世界情勢や時事問題にも精通して、自分の意見を国際会議などの場でもすぐ言えるようなレベルにしておく必要がありますから、いつも問題意識をもって自分が外交官だったら、国のトップだったらどう考えどう対処するだろうかという視点を持って学習していくことが大切だと思います。学習の何をどれだけやるかは、国連英検関係の参考書(公式ガイド、対策本)はすべて入手して最低3回通り以上やるといいと思います。特に間違えたところを完全にできるようになるまで重点的にやると自分の苦手な部分がしっかりフォローできると思います。

なかでも独学では改善の難しい英作文や2次面接については経験豊かな英語のプロから対策指導をうけるのが一番いいと思います。当教室では国連英検の全般的な指導はもちろんのこと、簡潔明快で説得力のある英作文を作るための指導、面接官を唸らせる効果的なプレゼンテーションをするためのノウハウが豊富にあります。英語界の頂点を極めた優秀な講師陣が合格にむけて全面的にバックアップいたします。

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