プログレスBOOK2の学習法
きちんと学習すれば、大学受験にも十分通じる文法事項をほぼすべて手に入れる事が出来るという点がこのプログレスという教材の強みと言えるでしょう。ですが、そのため、覚えることがたくさんあるので、アルファベットの書き方から徐々にステップアップしていくような緩やかさはないといってもよいでしょう。英語に初めてふれるような生徒には、かなり難しい文法用語が始めのうちからどんどん使われています。先生によっては難しい授業になってしまうこともあるし、力のある先生なら簡単な授業にすることも可能な教材と言えるでしょう。
プログレスでは少しでも英語を楽しいものにしようと、ある程度決まった登場人物を設け、その登場人物に感情移入させることで、自然とそれら難しい英文法・語彙を学習出来るように構成されています。
プログレス2では プログレス1で出てきた次郎が 念願のアメリカに行きます。READの部分はすべてアメリカにまつわる物ばかりで徹底しています。(ぶれていません。)
各レッスンの詳細はプログレスBook1の学習法でふれているのでそちらをみていただくとして、先生がCheckに重点を置くと、文法中心の授業に、Speakに重点を置くと実践的な授業になる傾向があります。生徒さんが英語が苦手になってしまう要素はどちらかというと、文法の未消化からくるものといっていいでしょう。「再帰代名詞と所有格の強調用法とは~である。」とか「平叙文とは~、そして重文、複文とは~である。」とか1時間語られても 再帰代名詞?強調用法?重文?という生徒にとっては、いわれてもピントこない言葉ばかりで埋め尽くされていて、なんのことやら。未消化になり眠くなってしまうのは時間の問題でしょう。いい先生は うまいさじ加減を知っています。実践的な授業をし、尚且つ、いつのまにか文法用語も生徒の頭の中に入れてしまう。当校にはプログレスに準じる教材、ノウハウがあります。ぜひ いらしてみては如何でしょうか。
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