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K社の電子単語カードの紹介

ある電気製品量販店のポイントを使って、K社の電子単語カードを買ってみた。

ある電気製品量販店のポイントを使って、K社の電子単語カードを買ってみた。手書きでコツコツ作っていた単語カードを、電子化してしまったという商品である。使用してみた感想。(K社からお金はもらっておりません。K社の人、これを見たら宣伝費ください。)

よい点

①シャッフル機能がよい。単語を登録された順番ではなく、ランダムに表示する機能だが、全くランダムに単語を選ぶのではなく、同じ単語が繰り返し出てきて、再確認できるようになっている。

②今までに他の英語単語学習ソフトを買ったことがあるが、スペリングを打ち込んだり、単語の意味を3つの候補から選んだりするという面倒な作業があり、長続きしなかった。この単語カードは、ただ画面をながめていればいいだけというところが気に入った。(英単語を表示して、しばらくしてからその日本語の意味を自動的に表示するという機能あり。)

悪い点

①画面が暗くて読みにくい。

②上に書いた日本語の意味を自動的に表示する機能を使って画面をただながめていると、ひとりでに電源が切れてしまう。電源がひとりでに切れてしまう前に、操作をする必要がある。

総じて、私の評価は合格点だが、これから購入される方は、上に書いた欠点が改良され、バージョンアップされたものをお勧めする。(改良版発売予定かどうかは不明。)ぜひ改良版を発売してほしい。

英語本の偽装

英語の本にも偽装がまかり通っているようだ。

食品の産地や賞味期限の偽装が問題になることがたびたびあるが、英語の本にも偽装がまかり通っているようだ。その例として、某出版社から出ているTOEIC単語集の話。例文にネイティヴのチェックが入っていると書いてあるが、とてもそうは思えない。epigram(警句)という語の例文として、

He delivered an epigram for an entry to the U.S. market.

彼は米国市場参入に対して警句を発した。

という英文と日本語訳が載せてあった。おそらく著者は「警句」を「警告の言葉」という意味に受け取っているものと思われるが、そうではなく、警句とは「短い形で物の真理を鋭くついた言葉」の意味である。この著者、英語の勉強より先に、もう少し日本語の勉強をした方がいい(他にも英語の勉強より、日本語の勉強をした方がよさそうな人がいるようですが…)。語の意味を取り違えていては、当然間違った例文で、私の知り合いのネイティヴに念のため聞いてみても(聞く必要もないが)、誤った例文だという。この本は他にも怪しい例文だらけである。

そのことをメールで指摘すると返信があり、次の版から改めるとのことで、訂正した例文も添えてきた。その例文も私の知り合いに見てもらったが、これまた変な例文だという。困ったものである。

以下、正しい例文。

It is often very effective in concluding an essay to quote a succinct epigram from a great author to highlight one’s main point.

エッセイをしめくくるとき,主題となる部分を際立たせるためには、偉大な作家の簡潔な警句を引用するのが、しばしば非常に効果的である。

紛らわしい単語

どんな意味かはまた次回のお楽しみということで!

さて、なんか何度も見たことある単語だなと思うことがありませんか?例えば次はどうでしょう。

1 astronaut

2 astronomer

3 sensitive

4 sensory

5 evoke

6 convoke

7 provoke

8 revoke

どれも少し長めの英文を読んでいると割合よく出てくる単語です。意味は:

1 宇宙飛行士

2 天文学者

3 気が回る、傷つきやすい

4 感覚の

5 呼び起こす

6 召集する

7 怒らせる

8 取り消す

となります。まとめて覚えると記憶に残りやすいですね。あとは綴りの中に潜む意味を見極めるとさらに覚えやすくなることがあります。どんな意味かはまた次回のお楽しみということで!

ボキャビル

がんばって覚えていきましょう!

単語・熟語といった語彙力が、英語能力の一つの大きな鍵であることはおそらく多くの人が認めるところでしょう。問題はどうやってVocabularyを増やすかです。いろいろな方法があると思いますが、一つは類語群(synonyms)をある程度まとめて覚えてしまうことです。例えば以下です。

その計画にお金を割り当てる=allow/allocate/allot/earmark/appropriate the

money for the project

アリバイをでっち上げる=invent/concoct/fabricate/forge one’s alibi

彼女の提案に同意する=agree to/concur with/acquiesce in/consent to/

assent to/accede to her proposal

上記は難易度の高めの単語が多いですが、易しめの単語でも同様にできるのではないでしょうか。あとは覚えた単語・熟語をスピーキングやライティングでどんどん使ってみることですね。がんばって覚えていきましょう!

意外な単語

英語の奥深さをもっと追求していきましょう!

身近な良く知っている単語にもいろいろな意味や使い方があって興味深いときがあります。例えば以下の文はどのように解釈しますか。

1 They broke a secret code.

2 He stood trial.

3 My courage failed me.

4 Don’t play dumb.

work up an appetite

自分の訳を考えてから以下を見てください。

1 彼らは暗号を解読した

2 彼は裁判を受けた

3 勇気が出なかった

4 とぼけるな。

5 食欲をかき立てる

全部分かった人はかなり口語表現を知っている人ですね。

熟語として覚えても良いですが、英語の奥深さをもっと追求していきましょう!

 
横浜の英語教室の英語講師達によるブログ