タグ: 単語

日常会話の授業の評判

日常会話の授業

日常会話の授業は週4~5回あります。生徒さんの目的は様々で「海外旅行でちゃんと買い物ができるようにしたい」というものから「英語で自分の意見をしっかり伝えたい」というものまで多岐にわたっています。教える方としてはそれぞれのニーズ、レベルにあった教え方をするのですが、どの授業にも共通しているのは生徒さんにできるだけ多く発話してもらうということです。そんな授業を毎日行っていると、生徒さんからはいろいろな声をいただきます。以下にそんな生徒さんからのご意見を思いつくままにあげてみました。

「(瞬間)口頭英作文をやって会議などで英語が口から出やすくなった。」これは英語を仕事で話す必要のあるビジネスマンの方からいただいたコメントですが、授業では知っている単語や表現を使って英文を組み立てる練習を大量に行いました。最初は口からだすのに時間がかかっていたようですが、練習を重ねることによってしだいにスムーズに英語が出てくるようになりました。やっているうちに面白くなってきたようで最近では課題の2倍くらいの量をこなしています。

「自己流の発音を矯正してくれるので助かります。」この方はちょっと発音に癖があり、ご自分でもそれが気になっていました。そこで意思の疎通に支障が出ると思われるところを毎回指摘し、正しい発音を根気強く発音してもらうことによって、今ではスピードはやや遅いですが正しく意思を相手に伝えられるだけの発音を身につけられました。発音に対するコンプレックスがなくなると、英語を話すのが苦でなくなり今までとは比べ物にならないほど楽に英語を話されています。

「口から英語を出すとなんだか頭が活発に働きだします。最近もの忘れがなくなってきました。」これはレベルが初級~中級くらいの主婦の生徒さんからのコメントですが、確かにこういうことはありえると思います。外国語学習はボケ防止に良いのです。外国語を話すと脳が活性化することは科学的にも証明されています。

「こういうことを英語でなんと言うんだろうということを教えてもらえるので助かります」これは大学院に通われている知的好奇心旺盛な生徒さんからのコメントですが、この方は街を歩いているときなどに目にするもの耳にするもの頭に浮かぶことを英語でなんと言うのかを辞書で調べているのだそうです。大変向学心のある生徒さんです。この方は自分で調べて分からないことを訊いてくるのですが、時には難問(?)もありこちらも四苦八苦しながら答えています。

以上のように日常会話の授業は非常に活気のある雰囲気の中で進められます。それもこれも生徒さんの熱意によるところが大きく、こちらもとても楽しくやらせてもらっています。

トフルの授業と生徒の様子

基本をしっかりやっておくことが大切だと思われます。そのうえで各パートごとのポイントを押さえる方法、正解を選ぶための解法を伝えています。

○トフルでは4つ のセクション(リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング)からなっていますが、いずれも基本ができていないと太刀打ちできません。まずは基 本となる語彙と文法をしっかり身につけるところから始めます。語彙の部分は自分でできるものなので原則として自分でやってもらいます。特にご希望があれば、本校オリジナルの厳選された単語リストを使った単語テストを行うこともあります。

文法については、最近のiBTでは独立した文法自体のセクションはありませんが、ライティングやスピーキングで文法ミスが多いと大きな減点につながることもあるため、やはり文法をしっかり習得したうえで上記の4つのセクションのトレーニングをすることになります。特に文法の弱い生徒さんには文法解説、文法演習の授業をまず行います。(学習単元例)①5文型②時制③不定詞・動名詞④分詞⑤仮定法⑥関係詞⑦接続詞⑧名詞など…基本から分かりやすくキメ細かく指導します。

問題演習としてITPの文法問題をやることもあります。ITPは組織向けプログラムのトフルで、こちらは文法のセクションがあるものですが、問題文に使われている語彙が高度なもの学術的なものが多く、iBT対策にも役立ちます。必須単語ならボキャビルも兼ねて覚えてもらうようにしています。

また学習状況やご本人の希望によって必要があれば文法と同時進行で、(主に宿題として)ライティング、スピーキング用の英文作成をしてもらいます。講師の方でその添削指導を行います。実際に英文を書いてもらいますと、その人の英語力が如実に表れます。文法ミスやスペルミスは大きなマイナスなので気をつけてもらい、内容はシンプルな英語であっても的確に要点がまとめられているか、論理展開は筋の通ったものなのかをチェックします。

授業で文法が一通り終わりましたらリーディングやリスニングも行っていきます。生徒の反応としては文法や語彙が分かると英語のしくみ、語法、意味がよくわかり、正しく理解したり表現したりするのが前よりもできるようになったと喜んでいます。やはり基本をしっかりやっておくことが大切だと思われます。そのうえで各パートのポイントを押さえる方法、正解を選ぶための解法を伝えています。

○さあ、今回は少しその授業の様子をご紹介しましょう。(リーディング)

講師:「リスニングでもリーディングでも大事な情報はどこにあるかを意識することが大切です。ちなみにどういったところに話者や作者のイイタイコトが出てきやすいですか?」

生徒:「え~と、文章や話の最初や最後ですか?」

講師:「そうですね。そういう場合もあります。そうでない場合もあります。一つの目安と して逆説語、例えばbutやhoweverの後ろに重要な情報が来ることが多いですよ。それに今回読んでいるこの文章も、ほら、ここのhoweverの後ろに書いてあることが、Q4の正解を選ぶ際、決定的な重要情報になっていますね。このように逆説語は[これから本音を言うよ、大事なことを言うよ。] って 合図なんです。リスニングでも同じですよ。」

生徒:「なるほど、そう言われてみればそうなっていますね。今まであまり気にとめていませんでした。これからはもっと注意して正解できるようにします。」

講師:「もちろん、これだけではありません。大切な語彙は繰り返し言い換えられて文章中に出てきます。例えば「difficulties→problems, challenges」「strategies→solutions」などがその一例です。また、特に正解は本文の激しい言い換え表現であることがほとんどですよ。誤答に限って本文で使われていた単語や表現をそのまま部分的に使っています。意味内容でとらえないと罠にはまります。それから選択肢で100%か0%の副詞・形容詞(always.all,every,never)があったら本文で明言されていない限りまず誤答です。このように、何事も押さえるべきツボやコツがあります。それを知って学習するかしないかでは雲泥の差が出ます。今後もどんどんツボを披露しますからついてきてくださいね。」

生徒:「ありがとうございます、ためになります。ますます面白くなってきました。今後もぜひお願いします。」

教室ではよくこんなやり取りがされ、英語学習がより楽しくわかる、効率的にテストに役立つための授業が行われています。

*当教室では英語の本質、真髄に精通した優れた講師が、英語の急所をどんどん披露しています。英語に対するあなたの気持ちがきっと変わります。ぜひ一度体験にいらしてください。

TOEICの勉強法

どのように勉強するのが効果的か

前回TOEICの教材選びについてアドバイスしました。今回はその続き、その教材を使ってどのように勉強するのが効果的か、という話です。

前回TOEICの単語集を1冊買って持つようにアドバイスしました。それを使って、頑張ってどんどん単語を覚えていただきたいのですが、単語だけ覚えればいいのか、例文も覚えたほうがいいのか、疑問に思われる方がいらっしゃるでしょう。将来使える英語を身につけるのには、例文も覚えたほうがいいでしょう。ですが、TOEICを受験されるほとんどの方が、「まずは点数が欲しい」という方がほとんどではないでしょうか。まずとにかく点数を伸ばしたいという方は、例文を覚えるのは後回しにして、単語の意味をどんどん覚えていくことをお勧めします。

次に、単語カードの作成は有効か、という疑問について。「作業」と「勉強」は違う、ということを聞いたことがあるでしょうか。単語カード作りは「作業」であって「勉強」ではありません。「作業」ばかりに時間をかけるのは有効な時間の使い方とは言えません。そこで、単語集を見返しても、文章の中で出てきたのを見ても、なかなか意味を思い出せない、覚えられない単語だけに限って単語カードをつくるのがいいかと思います。そしてその覚えにくい単語だけを集めた単語カードは、毎日一回必ずすべてに目を通すことです。

TOEICの練習問題については、模擬試験問題集をやって、PART5の問題でできなかったものをピックアップしてノートに書き取り、復習するのがいいでしょう。

この方法で実力アップをはかり、次のTOEICにチャレンジしてみましょう。

トフル勉強法

スコアを伸ばすための学習法についてお話します。

☆スコアを伸ばすための学習法についてお話します。

1.語彙対策:TOEFLでは毎回のように出題される頻出英単語があります。それらを覚えましょう。特にTOEFLに頻出の学問領域に関する用語(文化、文学、生物、天文学、歴史など)を覚えておくとよいでしょう。英文を読んでいて未知語(極端にマイナーでなければ)があれば、それも合わせて覚えるようにしましょう。

頻出単語例: criteria(基準),deduce(演繹する),evolve(発展する、進化する),imply(暗示する),infer(推論する),initiate(始める),integrate(統合する),phenomena(現象)など

2.リスニング対策:リスニングの精度が求められるので量より質の学習をしましょう。

①いつ、誰が何をどうしてどうなったなどの5W1Hについての情報を必要十分に聞き取れているか?

②昔と現在との対比など何かと何かの対比が読まれている場合はその両方の対比内容がつかめているかなどの確認が必要です。

*聞き取れなかったところは何回も聞いてみてください。スクリプトや解説があればよく確認して意味がわかったところでまた聞いてみましょう。音声だけで内容がわかるまで聞き込むことが大切です。

☆本校での学習例:①話の冒頭から「話の主目的を」つかむ②サインポスト(話の案内標識)をおさえる③話の構造を意識してメモをとる④問題スタイルごとの特徴と解法のコツをつかむ(会話、レクチャー、討論)←レクチャーの場合はアカデミックで話自体が込み入っている場合が多いですが、接続語が話の展開の大きな手掛かりになっていますので要点をつかむ上での目印にしましょう。

3.リーディング:語彙力と背景知識を身につけましょう。

文章はアカデミックな内容なので単に読解力をつけるというより、読みこなすのに必要な語彙と背景知識を入れておきましょう。

(1)語彙力:語源、接頭辞、接尾辞などを活用して効果的に語彙を増やしましょう。このやり方だと未知語に出会っても推測して意味をつかめることが多くなります。また未知語に出会ったら前後の文脈から意味を推測する練習をして文脈理解力を高めましょう。

(例)代表的な接頭辞(一部) dis「反、不」:disappear(消える), dislocate(~を移す),pre「以前の」:precaution(予防),preliminary(予備の)

(2)背景知識を入れておきましょう:文化、文学、生物、天文学、歴史などのTOEFLに良く出てくる学術分野の背景知識を得ておきましょう。中でもアメリカの歴史についての背景知識を入れておくことは必須です(日本語でもOK)。

☆本校での学習例:教養英語(Liberal Arts)として次のような学問分野の英文を読み背景知識も養います。①Business & Politics ②Sociology ③Linguistics ④Art ⑤Education ⑥Philosophy & Religion ⑦Medical Science ⑧Psychology ⑨Ecology ⑩Anthropologyなど

4.ライティング:意見(opinion)→理由(because~)→例示(for example~)→結論(In conclusion)の流れで書くのが書き易いです。これをひな型にして様々なタイプの英文を書いてストックしていきます。使える表現を随時取り入れつつ、エッセイ作成を繰り返し練習しておきましょう。「ズバリこう言う。」といった表現がわからない場合は、何とか自分の知っている英語で言い換えながら 書いてみましょう。これは本番で慌てないための準備です。書いたものはぜひ英語のプロに添削してもらい、文法、スペル等で間違いがないか、論理展開に無理がないか、簡潔で説得力がある内容かどうかをチェックしてもらいましょう。

5.スピーキング:ライティング同様使える表現やネタをストックしつつ、まずは単文から「英語から日本語」、「日本語から英語」といった英日翻訳、日英翻訳の練習を声に出してやってみましょう。これが慣れてきたら模擬スピーチを作成して繰り返し練習してさらには即興スピーチができるようにしていきましょう。ライティングと重なりますが、英語で言いたい事が直接言えないときは別な表現に言い換えて言葉に出せるようにしておきましょう。時間を計って時間内にまとめる練習もしておきましょう。ぜひスピーチの内容も 英語のプロの指導を受けて適切に表現できるようにし、高得点を獲得しましょう。

☆本校のスピーチ練習:①Delivery(話し方)②Language Use(言語の使い方)③Topic Development(トピックの展開)の3点から量質両面をチェック、目標点に至るように丁寧に指導します。

*当学院では①独学では学習しにくい、高度な学術内容のリスニング、リーディング②また添削指導が効果的なライティング③プレゼンテーション能力が問われるスピーキング対策も万全です。ぜひ良質な教材と卓越した講師陣の指導で高得点を獲得していただけたらと思います。

英文法ってなんだろう?

英文法ってなんだろう?

英文法ってなんだろう? ずばり、あらゆるものの基礎です。 話すにしても、文章を書くにしても、相手の話を聞くにしてもです。 確かに 単語で会話は出来る!というような本が巷でいくつかあるけれど、それでは、自分の出来る表現には、限度があり、また不明瞭になってしまう。やはり、ある程度基礎的な文法は身につけておきたい。例えば、「ひろしが大きくなってからこの写真をみるのは楽しいだろうね。」と言うとしてみよう。ただ 単語を並べて fun look photo after Hiroshi grow でもネイティブはIt’ll be fun to look at the photos after Hiroshi grows up.と言いたかったのかなと意味を汲み取ってくれていちいち正してはくれないだろう。 「 I intend going abroad! 」と言っても ネイティブは「違う!違う!intend to go abroadだよ!」とは教えてくれない。彼らの日本人英語に対するスタンスは、「伝わればいいよ、僕はあえて君の英語はいちいち矯正はしないよ。」である。

全部が全部そうゆう法則ではないけれど、to doが未来に向かってのイメージ、動名詞が過去へのイメージをもっている。 だから、intend(~するつもりである)と一緒に使われるのはこれから何かをしようと未来に進んでいくイメージを持つto doの形だけであるというのを知っていれば、こうゆう間違いを少なくする事はできる。文法というと 学問の1つで堅苦しく感じる方もいるかもしれないが、イメージで学ぶでいくとそんなに苦ではない。仮定法の文法にしてもイメージである程度マスター出来るのだけれど….。おっと、ここで長々と書いていくと明日の講義にひびくので、今日はこれくらいにしておこう。

 
横浜の英語教室の英語講師達によるブログ