良い英語の教材や問題集はありませんか?これも生徒からよく聞かれる質問の1つ。本屋さんに行けばあれだけ英語教材の本が並んでいるのにその中から本当に英語の実力を引き出してくれる本は数が少ない。
それと、中学高校大学と本に向かって勉強するというスタイルが主流だったので、また本を買って、途中でつまらなくなって、また、最後まで終わらずに、という図式が思い浮かぶ。
そこで、英会話スクールに通ったり英語塾に来たりすると、英語教材の本よりは、楽しく学べるし、何しろわかりやすい。ここで興味を引き出し向学心が芽生えてきて、「何か良い英語の教材は?」ということになる。そこでおすすめするのがオンラインで学べる英語通信教育講座。英語教材の本とは違って、これまた新鮮な英語の学び方だろう。脳は、新しい刺激での学習を待っているはず。
しかし、英語の通信教育にもさまざまな落とし穴がある。せっかくのインターネットの環境を最大に活用できていないオンラインの英語講座がたくさんある。つまり、英語の本に書いてあるものが、ただ単に、パソコンの画面に書いてあるといっただけのもので、学習者とパソコンとの間にインタラクティブ性がない。英語の本で勉強するのと大差がない、そういうパソコンの英語教材が山ほどあるというか、そういう方が圧倒的に数が多い。そんな勉強じゃ、楽しくない。
パソコンは英語講師と違って、いつでも好きな時に好きなだけ英語学習につきあってくれるし、勉強していると、「どうしてもこの熟語・単語だけ、いつも覚えられない」というものが出てきて、そういう時も、まったくもってして気がねすることはない。むしろ、「どうしても、こればっかり、いつも」というものを上手に覚えていくには、英語講師よりもパソコンのほうが有用だ。
つまり、パソコンが自分の英語の誤りや苦手分野の特徴を記録しそれを克服させるというプログラムで、生徒たちはインタラクティブに英語を学ぶことができる。こういった練習を数多く行っていくということが、1つには大切になる。
こういう反復練習だけをやれば良いのかというと、それでは、英語学習の効率面が損なわれる。パソコンよりも英語講師のほうが有用な場面も出てくる。「英語は習うより慣れろ」だろうかというと、そうではないということ。「英語は習ってから慣れろ」が圧倒的に効率的だ。わけのわからぬものを慣れろ慣れろとやらされると、まるっきり嫌になる。一度、英語のしくみを理解してから、「慣れ」で理解を定着させる。わけがわかった上で、問題に正解できるから、楽しも違う。
そこで、当、横浜の英語教室ブログの執筆者達が、いつも授業でやっている英語のレッスンの中から人気の高かったレッスンだけを抽出して、基本英文法から英語の仕組み、徹底解説の通信講座を作った。まさに、7年がかり。
性格の違うこの2つのパソコンの英語学習が、飽きを防止して、楽しい勉強になるだろう。「おすすめの英語の教材はありませんか?」の質問に答えるべく、自信作。拙作ながらも、ARTオンライン英会話スクール 英語通信教育講座をご紹介いたします。
TOEIC公式問題集は「値段の割には」という印象
ETSが提供しているTOEIC公式問題集というのがある。公式というからには試験対策としては一番良いだろうという印象を与える。その印象だけで、教材を購入する人も多いかもしれない。そして、入手して読んでみると、みな一様にある感想を持つ。
うーん。これか!?これじゃぁ納得しながら勉強していかれない。(もちろん、そう思わない人もいるかもしれないけれど・・・)
でも、他のTOEICの問題集と比べて、緊張感がある。この緊張感が、この公式問題集の意義かもしれない。そして、TOEIC500点の人でもTOEIC900点の人でも公式問題集に触れれば、TOEICってものがどういうものかがわかる。
それにしても、公式問題以外の全ての市販の練習問題集の方が、割安感がある。「全ての」というのは言い過ぎかもしれないけれど。みなさん、どうおもわれますか?