英検準2級の問題に出てくる単語と、大学入試問題に出てくる単語は、共通するものが多くあるのです。
高校1年生のうちから大学受験について考えるのはまだ早い、または志望大学も決まっていないのに受験対策も何もない、と考えている人はいないですか。そういう人には英検準2級の合格を目指して勉強することをお勧めします。市販の本にも書かれていますが、英検準2級の問題に出てくる単語と、大学入試問題に出てくる単語は、共通するものが多くあるのです。
英検準2級の試験領域は、「日常的な事柄についての会話ができる」「日常的な事柄についての文章を読むことができる」「日常的な事柄についての文章を書くことができる」となっているように、「リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング」いずれも「日常的な」事柄を英語でこなす英語能力を試すテストと言えます。
3番の語句整序問題は、熟語をたくさん覚えることがポイントになります。例えば、並び替えの単語にput, up, withの3語が入っていれば、put up with(我慢する)という熟語をつくると考えてほぼ間違いありません。put up withという熟語表現を知っているかどうかがポイントになります。
4、5の読解問題は、単語力をつけてから取り組んだほうが効果的です。1番の空所補充が半分以上できるようになったら、読解問題に挑戦してみましょう。
以上のことを参考に勉強を進めていただきたいのですが、それではどのような教材を使って勉強したらいいかという点については、過去問が一番いいと思います。市販の模擬試験問題集は、本番よりも難しいものがほとんどで、「こんなに難しいことを勉強しなくても…」と思われるようなものもあります。ただ、過去問を使って勉強する際の問題点は、過去6回分の問題しか手に入らないということです。(古本屋さんに行って過去問を探すなら話は別ですが。)6回分だけでは練習量として足りないと思う人は、身近にいる先生に相談して、易しすぎず難しすぎず、適切な練習問題を用意してもらうのがいいでしょう。Art横浜英語教室は、英検に精通した講師が、受講生のレベルに最もあった適切な教材を用意し、受講生に勉強してもらっている評判の英語塾です。
どのように勉強するのが効果的か
前回TOEICの教材選びについてアドバイスしました。今回はその続き、その教材を使ってどのように勉強するのが効果的か、という話です。
前回TOEICの単語集を1冊買って持つようにアドバイスしました。それを使って、頑張ってどんどん単語を覚えていただきたいのですが、単語だけ覚えればいいのか、例文も覚えたほうがいいのか、疑問に思われる方がいらっしゃるでしょう。将来使える英語を身につけるのには、例文も覚えたほうがいいでしょう。ですが、TOEICを受験されるほとんどの方が、「まずは点数が欲しい」という方がほとんどではないでしょうか。まずとにかく点数を伸ばしたいという方は、例文を覚えるのは後回しにして、単語の意味をどんどん覚えていくことをお勧めします。
次に、単語カードの作成は有効か、という疑問について。「作業」と「勉強」は違う、ということを聞いたことがあるでしょうか。単語カード作りは「作業」であって「勉強」ではありません。「作業」ばかりに時間をかけるのは有効な時間の使い方とは言えません。そこで、単語集を見返しても、文章の中で出てきたのを見ても、なかなか意味を思い出せない、覚えられない単語だけに限って単語カードをつくるのがいいかと思います。そしてその覚えにくい単語だけを集めた単語カードは、毎日一回必ずすべてに目を通すことです。
TOEICの練習問題については、模擬試験問題集をやって、PART5の問題でできなかったものをピックアップしてノートに書き取り、復習するのがいいでしょう。
この方法で実力アップをはかり、次のTOEICにチャレンジしてみましょう。
TOEIC対策の教材選びについてアドバイスします。
今回はTOEIC対策の教材選びについてアドバイスします。
TOEICの単語集は1冊買って、持っていた方がいいです。単語集を使わず、勉強していくうちに出てきた単語を片っ端から覚えていくというのも一つの方法ですが、その方法ですと、ある単語に出会うまでは覚える機会を全く失ってしまうということになり、試験を受ける上で覚えておくべきなのにカバーできていない単語が残ってしまいます。やはり、TOEIC対策用の単語集を使って覚えていくのが、効率的なやり方と言えるでしょう。単語集は数社から何種類か出ているようですが、パッと開いて見た感じ見やすい、覚えやすいように感じられるものがいいでしょう。
最近は「TOEIC対策」と名付ければ売れるだろうという安易な考えからTOEIC対策本を出す、新規参入の出版社が増えているようですが、昔から語学関係の本の出版で定評のある「老舗」の出版社の本が、やはり優れているようです。ある新規参入の出版社から出ているTOEICについて知らない人が書いたと思われる990点満点達成のための単語集があるのですが、その中には私知らない単語がずらりと並んでいます。990点を取った私が知らない単語、すなわち990点を取るために覚えなくてもいい単語です。こんな本で一生懸命勉強している学習者は気の毒だと思います。無駄な努力だからです。著者も出版社も、こんないいかげんな本を出して、良心の呵責はないのだろうかと思ってしまいます。
模擬問題集は大抵のものが本番の試験より難しく作られていて、中にはこんなに難しい問題は出ないだろうと思われるようなものがあります。英検の模擬問題集も同じような傾向があり、英検対策であれば過去問をお勧めするのですが、TOEICには過去問題集がありません。過去問に代わるものとして、公式問題集がありますが、2回分のテストのみで値段も高く、解説もあまり詳しいとは言えないので、お勧めしません。そこで結局模擬問題集に頼るしかないのですが、私は模擬問題集を選ぶ際に、PART7のダブルパッセージの問題を左ページに2つの英文、右ページに設問、という形で、本番と同じように見開き2ページに収めているかどうか、というのを一つの判断基準にしています。それは、できるだけ本番のテストに近い条件で練習したいということと、編集者が本当にTOEICについて分かっているかどうかの判断基準になると考えているからです。本当にTOEICのことを知り、学習者のことを考えている編集者であれば、ダブルパッセージの2つ文章が2ページにまたがるような練習問題をつくるはずがありません(ここでいう「2ページにまたがる」とは、同じ紙の表裏2ページという意味です。この構成では、2つの文章を読み合わせるのにいちいちページをめくらなければならず、本番以上の無駄な手間を強いられ、本番に近い条件での練習ができません)。TOEICについてよく理解した編集者が作った問題集の方が、当然優れたものと言えるでしょう。また、上級者向けと銘打って、難しい問題ばかり集めた問題集もあるので注意してください。初・中級者がそのような問題をやっても、ほとんど役に立ちません。
以上、参考にしてください。
ある電気製品量販店のポイントを使って、K社の電子単語カードを買ってみた。
ある電気製品量販店のポイントを使って、K社の電子単語カードを買ってみた。手書きでコツコツ作っていた単語カードを、電子化してしまったという商品である。使用してみた感想。(K社からお金はもらっておりません。K社の人、これを見たら宣伝費ください。)
よい点
①シャッフル機能がよい。単語を登録された順番ではなく、ランダムに表示する機能だが、全くランダムに単語を選ぶのではなく、同じ単語が繰り返し出てきて、再確認できるようになっている。
②今までに他の英語単語学習ソフトを買ったことがあるが、スペリングを打ち込んだり、単語の意味を3つの候補から選んだりするという面倒な作業があり、長続きしなかった。この単語カードは、ただ画面をながめていればいいだけというところが気に入った。(英単語を表示して、しばらくしてからその日本語の意味を自動的に表示するという機能あり。)
悪い点
①画面が暗くて読みにくい。
②上に書いた日本語の意味を自動的に表示する機能を使って画面をただながめていると、ひとりでに電源が切れてしまう。電源がひとりでに切れてしまう前に、操作をする必要がある。
総じて、私の評価は合格点だが、これから購入される方は、上に書いた欠点が改良され、バージョンアップされたものをお勧めする。(改良版発売予定かどうかは不明。)ぜひ改良版を発売してほしい。
生物学、生理学、薬学、医学、看護学の専門の人は気が付かないとダメ
大学院受験の英語試験対策に欠かすことのできない2つ。
これができていないと、基礎力をつけただけじゃ、対応できない。
さて、下記の英文、いったいどういった状況でしょうか?
Because the data might be contaminated, we have to negate the possibility of false positive.
パソコンのウイルスソフトに関してじゃないかと思った人はオシイ。きっと、false positiveのあたりから判断したんじゃないかと思うけど、そのほかの、data is contaminatedとかと合わない。
生物学、生理学、薬学、医学、看護学の専門の人は気が付かないとダメ。
答えは、「病院での再検査のシーン」ということになります。positiveは「陽性」という意味で、今回のfalse positiveで「誤った陽性」という意味。
前半部分を解いてみよう。
Because the data might be contaminated,
と同じ意味になるのは、下のうちのどれでしょうか?
contaminationとpollutionとが同じ意味だと習うとバツ。試験結果に影響を与える他の要因が混じることをcontaminationという。ということで答えは2です。
全体では、「データにサードファクターが関与した疑いがあるため、陽性反応の誤りの可能性を否定する必要がある。」という意味でとらえておけばOKです。
理系の大学院では、東京大学、東京医科歯科大学、慶応大学など、そのほかの大学院の合格実績があります。専門分野と関連分野の豊富な英語教材に触れることが大切です。過去問と予想問題で、受験生の英語力UPのお助けができます。しかもプライベートレッスンであなたの水準にぴったり合わせて対策します。絶対失敗できない人は是非。