硬い表現、砕けた表現どちらも大事なので、バランスをとって学習したいものですね。
Have you ever thought about the tone of expressions, formality and informality? It is sometimes very tought for non-native speakers to choose the best word/pharase according to each circumstance.
For example, when talking with friends, to say “I think you’d better do it.” would be a usual expression. However, if you speak in a formal meeting in front of a large audience, it may be better to say “I hold that your best plan would be to do it.”
If you can distinguish the difference between colloquial and literary expressions perfectly, you are a real advanced learner.
口語表現と文語表現の区別は、ネイティブでない場合は結構難しいものですね。その国に長期間住んでいれば別ですが、外国語として学習している場合は特に。一般的に日本の英語学習者は、大学受験の影響から、堅い表現を優先して学習するのではないでしょうか。だから、超日常的な表現(彼はひげをそります(He shaves off his beard.)なんてのが、案外なかなか言えなかったりします。硬い表現、砕けた表現どちらも大事なので、バランスをとって学習したいものですね。
ふわふわの毛皮の動物とふわふわのオムレツ、英語でも同じfluffy?
いきなり問題!ふわふわの毛皮の動物とふわふわのオムレツ、どちらもふわふわという言葉を使うが、英語でも同じfluffyでいいのだろうか?
毛皮の動物の毛並みが柔らかいときにfluffyが使えるというのは自信がある人もいるだろう。しかし、ふわふわのオムレツというときにもこの表現が使えるかどうかが自信がない。そしてまた、ふわふわのオムレツを作るのも自信がなかったりする。
当、英語教室に通っている料理教室の先生に聞いてみました。
ingredient: 3 eggs, butter, salt, 200cc of milk
白身と黄身を分け、白身をミキサーでよく混ぜたら、ボールで黄身と混ぜて、中火のフライパンに流し込みしばし待つ。(フライパンの中で混ぜてはいけない。)
ということで、fluffyはふわふわのオムレツというときにも使えるのがわかりましたね。そして、ふわふわのオムレツの作り方も。
日本語には「ことわざ」「金言」「格言」って多いですよね。
実は、英語も日本語に負けず劣らず格言(proverbs)が豊富なんです。それに英語の格言から日本語のことわざになったものも意外と多いです。
例えば、”Everybody’s business is nobody’s business.” 日本語にできますか。
「共同責任は無責任」という訳語が当てられています。
「光陰矢のごとし」を英語にすると・・・
“Time flies like an arrow.”なんですが、単に”Time flies.”の形で使われるのが一般的だそうです。
ところで、この英文をコンピューターの翻訳ソフトで翻訳させると、なんと驚くべきことに6通りぐらいの意味に解釈できるそうです。例えば、「一本の矢のような蠅の速度を計測せよ」なんて奇妙な訳にもなるみたいです。中でもすごいのが、
「タイム蠅は一本の矢を好む」! 「タイム蠅」って・・・何?
コンピューターは確かに人間よりも賢いと思える時がありますが、こんな支離滅裂な翻訳をするのではまだまだ翻訳という作業は人間の方がよほど賢いと言えますね。
ちょっと運が悪いときに慰めるような感じで使う
「join the club」と「in the same boat」どっちも慣用的な英語表現で、直訳ではよくわからない。(本校の既存生は入会当時には両方知らない場合が多い。)
英語の得意な人は、どっちも似たような状況で使えそうで、また、似たような意味だと推測するだろう。しかし、微妙なところはどうかしら?
友達と2人で運転免許の試験を受けに行ったら2人ともダメだった。
A: I failed an driving test.
B: 「join the club」と「we are in the same boat」とどっちがいいかな?
隣の建物にみんなで移動中に突然大雨になってみんなびしょ濡れに。
A: It is a heavy rain. I am drenched.
B: 「join the club」と「we are in the same boat」とどっちがいいかな?
どちらも、ちょっと運が悪いときに慰めるような感じで使うわけだが、自分たちの努力じゃどうにもできないような不運にみんなで見まわれた時には、in the same boatの方で、頑張ればどうにかできるはずのものが、join the clubの方。Let’s join the club to prepar for the make up.という感じのニュアンスで、同じ境遇の人同士でクラブに参加して、出直してくるかというニュアンス。今度から使い分けてみてね。
それと、「雨が降っている」は「It is rainy.」や「It rains.」で「a」は雨が不可算名詞だからつかないんじゃないんですか?という質問を受けるときがある。するどい!実にするどい!
でも、今回は、「a」をつけておいてね。みぞれに、土砂降りに、霧雨に・・・と雨の種類になるとその種類は複数ある。つまり、種類になれば、数えるということなんです。
A: It is rainy
B: what kind?
A: It is a drizzle.
とこんな具合です。
さて、雨の擬音語の「ザーッ」これを英語でなんて言う?
近くにいる人と相談してみて、もしわからなければ、2人そろってjoin the clubと言うことになりますね。Join the club to study and enjoy English at Art English School.ということで、それは授業で・・・
「オーダーメイドでウェストサイズを広げる縮める」を英語で
服をオーダーメイドで作るなんてリッチなことはあまりしないなぁ。でも、友達が、靴のオーダーメイドをやったことがあって、本当にぴったりにできるんで、感心したもんだった。このオーダーメイドって言葉は実は間違い、ネイティブはそうは言わない。正しくは、何というでしょうか?
答え:tailor madeとかcustom madeとか言えた人はOK。
で、そういうのには手が出ない、貧乏学生は、もっぱら、既製品で、しかもoutletで仕入れてくるということが多かったな。さて、じゃぁ、この既製品ってのは、英語ではなんて言う?
答え:ready made
既製品も厳しい場合は、古着屋さんということになるわけですが、どうも、日本の古着屋さんと違って、アメリカの場合、馴染みにくい。で、こういうタイプの店は、outletとは違いますが、英語では何というでしょうか?
答え:thrift shop
ここまで全問正解のあなたは、中級レベル合格。本校の生徒はどうかなぁ、半分ぐらいの人は、ここまで、全問不正解って感じかも。知っているようでいて、なかなかねぇ。
さて、本題、ウエストサイズを変更したい場合どうしようか。
あなたは、今、tailor madeのカウンターで店員にexcuse meと話しかけて、yes, sir.と返事が返ってきたところ。ウエストを詰めてもらいたい旨を伝えたい、そして一言、何という?
答え:Could you have the waist taken in?
また、その逆で、ウエストを太くしてもらいたい旨を伝えたい、そして一言、何という?
答え:Could you let out the waist?
こんなところでしょうか。もちろん、largeやsmallなんかで、表現しようと試みた人もいると思うけれど、それでも、この状況で言えば、おそらくわかってもらえる。take in とlet outでいけるかなぁと思った人は大正解。