タグ: 英語

英文法の学び方

ハートで感じる英文法vs英文法構造理解

中学からずっと英文法に重点を置いて学校の授業を受けてきた割には英語の仕組みに詳しくなってどんな長文が出てもこわくない、というわけにはいかない。それで、文法重視の英語学習はダメなんだ、これからは穎川が必要だと英会話スクールに行ってみるも、言葉を臨機応変に作って会話を成立させていくことができず、英語を嫌いになっていく。

今までの英文法学習が間違っていたのか?

やっぱり英文法の基本がわかってないと言葉の組み立て方がわからないから、会話の中身が制限される。英語の全ての組み立て方がわかれば、それを用いて、どんな文章でも作ることができるのに、学生時代の文法学習のトラウマが邪魔して英文法をないがしろにする。

スランプの後に、やっぱり英文法だと思って、中学英語に戻ってくるわけだが、中学高校時代と同じやり方をしていたら、つまらない。ということで新しい英文法学習方法を模索する人が出てくる。

そんな学習者のニーズに、ばちーんと当てはまったのが、NHKでもやってるハートで感じる英文法のたぐいのもの。テレビの前で「う~んなるほど」とうなずいた学習者も多いはず。

しかし、英語をハートで感じるにも限界がある。つまりは、英文法とはハートの部分とロジックの部分とがあるということを忘れちゃいけない。

ハートとロジックとどちらが大切かといえば、言語だけにロジックの方だ。(感性の豊かな芸術家、ミュージシャンや詩人はハートが大切というかもしれないけれど・・・)言葉は理屈が通らなければ、わけがわからない。

この英語のロジック(英文法)とやらを中学高校でやるはずだが、これが、訳だけを覚えたりすることに重点がおかれたりなんかして、英文法の授業は受けてもロジックが見えていないのが、致命的。

英語はしっかりつじつまが合っているから、それを理解できる授業を受ける必要がある。そして、わけがわかった上でハートに触れてみて、(あるいは場合によっては同時進行的に学び)ようやく本物の英語力が身に付き始める。

大手の英会話スクールの英語講師達や学校の英語の先生達を指導していて思うのが、この2つがどうも、全然ダメのよう。この英文法の2つをしっかり指導できる英会話スクールはすくないだろうな・・。

当ブログについて

横浜の英語教室ブログについて紹介

「生徒の英語力アップはどのように成されるか?」を時には楽しく時には真剣に考える。

英会話スクールの講師達が英語の指導の実力を上げていくプロセス

大学時代に教育学や英文学や英語学の専門だったとか、教職に就いてから自分の専門とする英語の分野をただひたすら長年にわたり研究してきたとか、同じ専門の分野の人(英検指導者であれば同じく英検指導者)と日々研鑽しているとか、指導者たるものそうあるべきだと、生徒は考えて、そしてまた、講師自身そうであると考えているということはよくある。

これは果たして本当であろうか?というと、確かに、学生時代から英語に触れて、同じ分野の人とそのキャリアに磨きをかけるという点では一理ある。この点はないがしろにできない。

しかし、生徒も先生も、うすうすと、それだけではいけないということ、もしかすると、そうではないかもしれないということは感じている。つまり、全く同じ専門分野の講師達が話し合っても、指導方法についてアイディアが発展しないし、講師の指導力に「伸び」が生れないのである。そうなれば、生徒にも英会話スクールにも「伸び」が生れない。

教育において生徒達の「伸び」は同じ学科の生徒達とディスカッションを設けるよりも、学部学科を超えてディスカッションする方が、視野が広がり、新たな思いもよらぬ発見があったり、自分の分野を他に応用できるようになったりするので、伸びを感じる。こういうメリットを活かそうと大学も真剣に取り組むようになり、効果を上げている。

巷には英検専門校・TOEIC専門校・〇〇専門校と称し実際にその狭い分野だけに特化した授業を行っている英会話スクールというのがあるが、講師達の指導力UPの行方は、言わずもがな知れている。

名称は、専門校となっていても、実際は様々なタイプの講師が話し合いの機会が設けられている場合もあって、それであれば、その英語教室の講師達は指導力を上げられる環境にあるわけで、それだけ生徒の英語力UPの貢献ができる。

実力の足りない講師が話し合いをするのでは、実力ある講師が1名で話をするほうがためになる。しかし、英検1級の講師が何十名も集まっても英検の域を出ないし、それでは、1名が話をするのと得られるものは似ている。

当ホームページでは、TOEIC990講師、英検1級講師、元英検面接員の講師、ビジネス英語講師、通訳養成師、海外経験が豊富な講師、ネイティブの大学講師などなど、観点の違う実力派の講師が集い、英語指導の在り方を、時には楽しく時には真剣にディスカッションする、その一部をオンラインで紹介してます。

例えば、横浜市の英会話スクールのユニゾン英語学院は、専門の違う実力派講師が話し合い研修する場を持っている英語教室です。他にもArt横浜英語教室もこのような考えを取り入れています。

と、まぁ、堅苦しい感じで書いてきましたが、英語学習は楽しんでできるに越したことはありません。カジュアルな話題も盛り込んでいきます。英語学習の息抜き程度につきあってください。

 
横浜の英語教室の英語講師達によるブログ