きっと夢が膨らんできます!
中程度の高校を目指す場合は、中学3年間の教科書をしっかり理解することです。といってもそれがそれほど簡単ではないことは多くの人が知っているところでしょう。そこでポイントをいくつかご紹介します。
*まず自分の弱点を知る
何が弱いのか。高校入試は、リスニングが増える傾向にあるとはいえ、基本的にはやはり文法が大事です。自分が弱い文法項目は何なのか。当ユニゾン英語学院では、各生徒さんの弱点をずばり見抜き、弱点強化に重点を置いて授業を行います。体験授業でいろいろ話してもらい、そして第1回目の授業で一通り全体を指導します。その中から例えば不定詞・分詞・動名詞・接続詞など弱点項目に絞って授業を行います。ただ、英文法は1項目が独立して存在しているわけではありません。例えば不定詞の名詞的用法が苦手だとしても、そもそも名詞がどんな働きをするのかつかめていないと、不定詞の名詞的用法を理解することは出来ません。そこで当校では弱点項目に絞りながらも、各項目の関連を考慮し、英語が体系的に理解できるようなカリキュラムを組んでいます。
*得意分野を作る
3年間の一通りの学習が出来たら、次は自分の得意を作るとよいです。人により様々ですが、例えば長文は人よりも速く読める、文法空所補充問題は得意だ、自由英作文なら得点を稼げるなどです。当ユニゾン英語学院では各生徒の長所を見抜き、長所を伸ばす指導が出来るよう各講師が訓練を受けていますから、皆さんの力を短期間で最大限引き出すことが出来ます。
次に中上位校を目指す場合ですが、学習指導要領外の範囲も学習する必要が出てきます。といっても闇雲に学習しても時間の浪費になるだけです。当ユニゾン英語学院では、それぞれの志望校に合わせて単元ごとに優先順位をつけ、効率性を追求して指導に当たっています。例えばある高校入試で過去3年間に仮定法・現在完了進行形が出題されていれば、それらは学習しますが、分詞構文が出題されていないと分かっている場合は、それは敢えて学習しません。このように出題傾向を熟知しているからこそ、無駄な労力を省き、最小限の時間で最大限の結果を出すことが出来るのです。当ユニゾン英語学院の洗練されたカリキュラムに沿って学習すればこそ、第1志望上位校に合格という栄冠を勝ち取ることが出来るのです。
さあ、自分の志望校がどんなレベルあれ、まずは当校での無料説明会に参加して話を聞いてみましょう。きっと夢が膨らんできます!
先日の日曜日に受験したTOEICの報告をしましょう
「受講予定の方全員集まったようなので、そろそろ始めさせていただきます。さて、授業内容に入る前に、先日の日曜日に受験したTOEICの報告をしましょう。今回は、会場が駅から歩いて20分のところで、会場に行くまでに結構疲れてしまいました。だけど、スコアには影響ないと思います。リスニングの方はうまくできたんで、たぶん満点取れているでしょう。リーディングの方は、PART5で相変わらず接続詞の問題が出題されていました。TOEICは本当に接続詞が好きですね。それに関連して確認しておきましょうか。Kさん、従属接続詞の後には、どのような形が続きますか?」
「節が続きます。」
「そのとおり、従属接続詞のあとにはS + Vの形が続くというのが基本ですね。ところが、今回その裏をかくのが目的だったのか、従属接続詞のあとがS + Vの形になっていないという問題の出題がありました。実は、このタイプの問題の出題が3回連続しています。これに関しては、後ほど説明します。今回のTOEICでは、その点が特に記憶に残っているのですが、授業をやっているうちにまた思い出すことがあったら、お話します。それではまず、PART5の問題10題。4分目標で。」
…4分経過
「さて、1番の問題から確認していきます。1番は最近出題数が多くなっている品詞の問題ですね。Tさん、この空欄に入る語の品詞は?」
「名詞です。」
「そうですね。選択肢の中で名詞は、Cのdenialです。したがって、Cが正解です。おや、と思われる方はいらっしゃいませんか。語尾の-alは形容詞のしるしではないかと。しかし、例外のない規則はないといわれるように、alでおわる名詞もあります。思いつくところでは、proposal, disposal, refusalなどの単語です。このうち、proposalを正解として選ばせる品詞の問題が、過去に出題されています。」
「先生は、なんでそんなによく出題傾向を知っているんですか?」
「ハイ、毎回受けていますので。受けてもいないのに、あたかも知っているかのようなウソをつけない性格なもんで…」
熱い授業はこの後も続きます。
「夏目漱石」と言えば、もちろん明治時代を代表する文豪として名高いのはもちろんですが、「英語教師」としても非常に優秀な先生でした。
「夏目漱石」と言えば、もちろん明治時代を代表する文豪として名高いのはもちろんですが、もう一つの顔として「英語教師」としても非常に優秀な先生だったというのは有名な話です。
東京帝国大学(今の東京大学)で英文学の講師としてシェークスピアの講義などをしていましたが、生徒からの人気は絶大で教室に入りきらないくらい生徒が集まっていたそうです。
そんな漱石は愛媛の松山中学で1年、熊本の第五高等学校で4年、英語教師として勤めています。松山中学での教師生活は小説『坊っちゃん』の中で時折垣間見えますよね。
そこで、漱石が五高時代に作成した「入試問題」に次のようなものがあります。
和訳しなさい。
1.He made up his mind never to give it up.
2.No sooner was the new Czar in power than he set about improving his country.
解答は、
1.彼は一度決意したら決してそれをあきらめなかった。
2.新しい(ロシアの)皇帝は即位するとすぐに国の再建に取り掛かった。
どうですか?現在の入試問題と比べてもそれほど変わらないような気がしますが・・・
ちなみに漱石の生徒たちは、漱石が試験に出すのは必ず難しい箇所だから、そういう部分を集めておけば大抵そこが出題されるので、ヤマを張るのが簡単だったようです。いつの時代も生徒は先生のことをお見通しなんですね。
今回のTEOEICでは副詞節を作る接続詞でいつものパターンで出題された。
今回のTEOEICでは相関接続詞が1題、副詞節を作る接続詞でいつものパターンで出題された。
いつものパターンて言うのは、選択肢の中に接続詞が1つしか入っていないので文の構造が分かれば、正解が得られるというやつ。
難易度としてはTOEIC500点ぐらいの人はできてもよいかと思います。