英語の本にも偽装がまかり通っているようだ。
食品の産地や賞味期限の偽装が問題になることがたびたびあるが、英語の本にも偽装がまかり通っているようだ。その例として、某出版社から出ているTOEIC単語集の話。例文にネイティヴのチェックが入っていると書いてあるが、とてもそうは思えない。epigram(警句)という語の例文として、
He delivered an epigram for an entry to the U.S. market.
彼は米国市場参入に対して警句を発した。
という英文と日本語訳が載せてあった。おそらく著者は「警句」を「警告の言葉」という意味に受け取っているものと思われるが、そうではなく、警句とは「短い形で物の真理を鋭くついた言葉」の意味である。この著者、英語の勉強より先に、もう少し日本語の勉強をした方がいい(他にも英語の勉強より、日本語の勉強をした方がよさそうな人がいるようですが…)。語の意味を取り違えていては、当然間違った例文で、私の知り合いのネイティヴに念のため聞いてみても(聞く必要もないが)、誤った例文だという。この本は他にも怪しい例文だらけである。
そのことをメールで指摘すると返信があり、次の版から改めるとのことで、訂正した例文も添えてきた。その例文も私の知り合いに見てもらったが、これまた変な例文だという。困ったものである。
以下、正しい例文。
It is often very effective in concluding an essay to quote a succinct epigram from a great author to highlight one’s main point.
エッセイをしめくくるとき,主題となる部分を際立たせるためには、偉大な作家の簡潔な警句を引用するのが、しばしば非常に効果的である。
1日のうちでまだ使える時間というのは意外とあるもの
英語上達のおすすめは続けることです。1日5時間学習して次の4日間学習しないのはだめです。それよりも1日1時間で5日間学習するほうが良いです。電車の待ち時間、電車の中での時間、歩いている時間、ぼっとしている時間、1日のうちでまだ使える時間というのは意外とあるものです。時間を有効に使いましょう。学習の秘訣を知りたい方は是非以下へ。ユニゾン英語学院、ART横浜英語教室、TEL045-542-9962、sakai@yokohamaeigo.jp
Endurance makes you stronger!
当校の授業を是非一度受けてみてください
NATIVEにとっては当たり前の前置詞なのでしょうが、外国人には使い分けが難しいときがあります。たとえば以下です。
He was sorry about his mistake.
The professor gave a lecture on the Middle East.
This is the story of his life.
There wasn’t much wrong with the machine.
日本語では全部「~に関して、~に関する」となってしまいますが、英語では使い分けています。どう使い分けるかは当校の授業を是非一度受けてみてください。
Prepositions are difficult to understand, but don’t give up.
イアホンで聴きたいものです
リスニング力を上げるにはたくさん聴くことと、(少なくてもよいので)注意して細かく聴くことの両方を同時にやりましょう。聴きながらつぶやいてみるのも効果的です。出来れば道を歩いているときでもイアホンで聴きたいものです。(ただし周りには十分注意すること。)
Listen wherever you are!
家で英語の勉強ができるのでは?!
さて、梅雨が続いています。うっとうしいものですがこれがないと夏に水不足で困るわけです。どんなことにもそれなりに意味があるのですね。雨で外出しなくなる分、家で英語の勉強ができるのでは?!
The rainy season has set in. It could be unpleasant but make the best of it!