ビジネス英語って!?
ビジネス英語の表現はほぼ決まっている
ビジネス英語学習者の皆さんのほとんどは仕事でも英語を使われる機会があると思います。その際とっさに英語でどう言うのか分からずお困りになったことがありませんか?また学習法について何か悩んでいることはありますか?
以下のことがお役にたてればと思います。
① ビジネス英語には定番表現がある:ビジネス英語は使われる場面(電話対応、接客、会議、プレゼンテーション、交渉等)が限られているためその英語表現もだいたい決まっています。ということはそれらを一度覚え身につけてしまえば、後は詳細(業種や場面)に応じて少し言葉を変えるだけで十分なコミュニケーションがとれるということになります。まずはよく使われる決まったフレーズを覚えることです。本校では厳選した重要表現を選んで練習します。それをたたき台として一部単語を入れ替えるだけで様々なことが言えるようになります。
☆よく使われる表現☆
(例)
I’m ○○○○(名前)from ABC(会社名). ABC社の○○○○と言います。
(自分を名乗る)
Would you like to~? ~なさりたいですか?(相手の意向を丁寧に聞く)
I would like to~. ~したいと思います。(自分の意志を丁寧に伝える)
How was~? ~はどうでしたか?(物事の様子をたずねる)
How do you like~? ~はどうですか? (相手の感想・印象をたずねる)
I was wondering if you~. もしよろしければ~なさるのはいかがでしょう。
(相手への丁寧な提案)
*ビジネスの場では基本的に相手を立てる、尊重するという意味からくだけすぎた表現や直接的過ぎる言い方は避けます。そのため仮定法の表現(would, couldなどの過去の助動詞や現在のことでも過去形を使い現実の直接性を弱める)や進行形(一時的感を出して現実味を弱める)、などを使い、丁寧な言い回しにすることがよくあります。
② 毎日継続することが大切:出張前になったときだけ、外国人と接するときだけ何とかしようと思っても筋肉と同じで普段から鍛えていないとなかなか思うように英語が口からでてきません。毎日コンスタントに学習をすることが大切です。たとえわずかでも毎日継続して声に出してよく使われるフレーズを練習しておけば、「チリも積もれば山となり」で最終的には大きな違いが生まれます。このように時間を見つけて自主トレーニングしていただければ役に立つ表現が確実に貴方のものになります。ただその時その時の思いつきに任せるとコンスタントに行うのが難しいので予め日課として毎日のスケジュールに組み入れるのがよいです。
(学習例)
通勤時間中の移動でビジネス表現の会話音声を聞く
通勤時間中の移動でビジネス英語表現のノートに目を通す
毎日ご自宅で朝起きた後や就寝前の15分~30分学習時間をとって
習ったビジネス会話表現を練習する←シャドーイングなどの聞いて話す練習、ディクテーションなどの書きとる練習が大変効果的です。
③ ビジネスの本論前のスモールトークが大事:ビジネスのコミュニケーションの場では(とりわけプレゼンテーションや交渉の席では)その場を和やかにするためのスモールトークが大事です(日本人はこれが苦手という人が多いようですが)。実は
ⅰ:簡単な英語
ⅱ:簡単な話題(自己紹介、最近印象に残ったエピソード等)でOKです。
(表現例)
How was your flight? フライトはどうでしたか。
How’s it going? 調子はどうですか。
What did you do on weekend? 週末は何をしましたか。
How do you like Japan? 日本(の印象)はどうですか。
What’s your favorite~? あなたのお気に入りの~は何ですか。 など
あらかじめ準備して相手に好印象を与えられるように練習しておくことも大切かと思います。本校でもこのスモールトークが話のつかみとしてとても重要だと考えています。効果的なスモールトークの練習もしますので無理なく楽しく、かつ効果的に、その後の本論にも入っていけるようになります。
(学習例)
本校の授業開始時のフリーカンバーセーションで出てきたスモールトークを復習
スモールトーク集をノートに書き留める習慣をつけ、時間があるときに練習
職場の有志とスモールトークの練習を昼休み等にしてみる
本校では初級から上級までお一人お一人のニーズに合わせたキメ細かい指導をしています。英語表現そのものにとどまらない、ビジネスパートナーとの友好関係、信頼関係構築にまで効果抜群の、トータルなビジネス英語コミュニケーション力を身につけてみませんか?ビジネス英語のエキスパート講師が皆様をお待ちしています。