国連英検A級合格のために

英語力そのものが問われるだけの試験というよりもそれ以外の知識、教養があるかどうかが問われます。

<レベル>①英語のレベル:国連英検A級は実用英語検定で言うと1級とほぼ同じくらいのレベルになります。英語力(語彙/読解・総合問題/自由作文/面接で出題)としてもそれ相応の力が要求されます。

<他の検定試験との違い>ただ英語力そのものが問われるだけの試験というよりも国連に関する②一般的な知識や、国際情勢、時事問題に対する理解と③それらについてのさまざまな課題や問題点についての英作文(1次試験)を書いたり、理路整然と意見を述べたりする(2次試験)力が問われます。つまり国際人としてふさわしい、①英語力、②教養知識、③発言能力(コミュニケーション能力)があるかが問われるのです。

1.学習プランとしては

<ペース配分>試験日までの期間から毎日どれくらい時間をとってどれくらいの量を進めるかを決めなくてはいけません。(例)一次試験まで2,3ケ月あれば学習する教材テキストを決めて試験までの日数で割ったページ数は最低こなしていかなければなりません。中でも指定テキスト「わかりやすい国連の活動と世界」は必ず読まなくてはいけませんから。その時間も確保しておく必要があります。

2.学習方針としては、

「①国連英検独特の問題形式に慣れるため、公式ガイドブックや対策本をやっておくこと。出題形式とその対策法は以下の通りです。

<語彙>総合問題の中で語彙力を試すものが多いです。A級では一般の辞書に出ていないものが新語の出題はほとんどありません←対策:新聞、雑誌、現代の諸問題を論じた書物から習得できるものなので日常使われるものを平素から学習し、習得するようにするといいです。

<読解・総合問題>1.英文量が多い←対策:かなりの量の英文を速読し、内容を早くつかむ直読直解の訓練が必要です。2.内容は人生観、社会生活、エネルギー問題、首脳会議、教育、社会、政治、経済、文化など多岐にわたっています。←対策:そういった方面の知識を得ることはもちろん、それらが現代社会の中で持つ意味を正しく理解し認識することが、英文の内容把握をより容易に、早く、正確にします。3.国連に関する問題も毎年例外なく出題される←対策:その準備もしっかりしておきましょう(指定テキスト「わかりやすい国連の活動と世界」の熟読)。

<自由英作文>1.文を構築し、表現する力が試される←対策:自らの中にインプットしていないものはアウトプットができないのでたくさんの書物を読んで表現力を豊かにすることです。また.正確さ、簡潔さ、明瞭さ、一貫性の4点に気をつけて書く必要があります。

②国際情勢や時事問題に精通しておくために、英語のニュース番組(NHK,CNN,BBCなど)を聞いたり、英字新聞、英文雑誌(Economics, TIME, News Weekなど)に目を通したりしておく③1次の英作文や2次の面接で自分の意見が述べられるようによく取り上げられるテーマ(食糧、エネルギー、資源、環境、平和維持活動、医療、教育、人権、民族紛争など)について自分の考えや意見を予めまとめておく」などのことが必要かと思われます。

3.<試験に向けての心がけ>国連英検はオンタイムで起きている世界情勢や時事問題もしっかり把握して自分の意見を言えるようにしておく必要がありますから、いつも問題意識をもって自分が国連職員だったら、外交官だったらどう考えどう対処するだろうかという視点を持って学習していくことがたいせつだと思います。学習の何をどれだけやるかは、国連英検関係の参考書(公式ガイド、対策本)はすべて買って最低3階通りはやるといいと思います。特に間違えたところを重点的に行うと自分の苦手な部分が補えると思います。

<国連英検対策なら当教室で>国連英検の出題内容全般はもちろん、特に英作文や2次面接については英語上級者の英語のプロから対策指導をうけるのが一番いいと思います。ぜひ当教室でその卓越した指導を合格の栄冠を勝ち取ってください。

TOEICの勉強法

どのように勉強するのが効果的か

前回TOEICの教材選びについてアドバイスしました。今回はその続き、その教材を使ってどのように勉強するのが効果的か、という話です。

前回TOEICの単語集を1冊買って持つようにアドバイスしました。それを使って、頑張ってどんどん単語を覚えていただきたいのですが、単語だけ覚えればいいのか、例文も覚えたほうがいいのか、疑問に思われる方がいらっしゃるでしょう。将来使える英語を身につけるのには、例文も覚えたほうがいいでしょう。ですが、TOEICを受験されるほとんどの方が、「まずは点数が欲しい」という方がほとんどではないでしょうか。まずとにかく点数を伸ばしたいという方は、例文を覚えるのは後回しにして、単語の意味をどんどん覚えていくことをお勧めします。

次に、単語カードの作成は有効か、という疑問について。「作業」と「勉強」は違う、ということを聞いたことがあるでしょうか。単語カード作りは「作業」であって「勉強」ではありません。「作業」ばかりに時間をかけるのは有効な時間の使い方とは言えません。そこで、単語集を見返しても、文章の中で出てきたのを見ても、なかなか意味を思い出せない、覚えられない単語だけに限って単語カードをつくるのがいいかと思います。そしてその覚えにくい単語だけを集めた単語カードは、毎日一回必ずすべてに目を通すことです。

TOEICの練習問題については、模擬試験問題集をやって、PART5の問題でできなかったものをピックアップしてノートに書き取り、復習するのがいいでしょう。

この方法で実力アップをはかり、次のTOEICにチャレンジしてみましょう。

学習へ向けてのコメント

英語学習をする際に気をつけたいことをいくつか上げてみます。

英語学習を始めるきっかけは人によって様々だと思います。どんなきっかけで英語を始めるにせよ、学習を開始するからにはそれなりの成果を挙げて英語学習を楽しみたいものです。英語学習をする際に気をつけたいことをいくつか上げてみます。

1 興味を持つ

まずは英語に興味を持つことです。嫌々やっていてもなかなか成果はでませんし、長続きしません。いろいろな文献を読めること、いろいろな人と話せることなどを楽しんでいきましょう。

2 具体的な目標を持つ

OO大学に合格する為の英語力をつける、TOEIC700点を取って昇進する、英検

準1級に受かって英語力を証明する、など具体的な目標と期限を持って学習するほうが効果的です。

3 長期的な視点も入れておく

短期的にはTOEIC何点などと目標を持つことがよいですが、長期的には英語を学習してどのように社会にあるいは自分に役立つのかをよく考えることも必要です。単なる趣味と割り切って学習するのもよいですが、例えば将来、通訳・翻訳・講師などをして社会に貢献したいと考えて、日々の学習に励むこともまたよいことです。

4 強い意志を持つ

学習を始めたからには、目標を達成するまでは続けるという意志を持ち続けることが大事です。始めたけれど長続きしないと言う話をよく聞きます。英語が必要に迫られていない人は特にそうなりやすいと思いますが、本気で英語が出来るようになりたいと思うなら、成果が出るまでやめないと思う強い気持ちも必要です。

日常会話の勉強法

日常会話の勉強法

日常会話の勉強法でまず心がけなければいけないのは、大きな声を出して練習するということです。必要以上に大きな声である必要はありませんが、ぼそぼそ小声で練習していたのでは効果が半減します。背筋を伸ばし、しっかり声を出すようにしてください。

会話形式のテキストを用意し、まず付属のCDを使いリスニングをします。必ず文字を見る前に音を聞くようにしてください。先に文字を見てしまうと聞き取れていないのに分かったつもりになってしまうので注意が必要です。リスニングでは耳で聞いて分かる限界まで繰り返し聞いてください。何度聞いてもどうしても分からないところが出てくるので、そこは必ずスクリプトを見て意味を確認してください。意味を確認したらまた繰り返しリスニングを行い耳から表現をインプットします。そして飽きるぐらい聞き込んだら、仕上げに音読を行います。音読では目と口と耳が同時に学習に使われるので非常に学習効果が高くなります。以上のリスニング、読解(意味の確認)、リスニング、音読、の過程を繰り返し行いテキストの内容を最終的には暗唱できるくらいまでインプットします。

テキストに関しては市販のものでもいいですが、当校には各レベルに合わせて高品質の日常会話の教材を用意しています。これを経験豊富な当校の講師の指導の下で学習すれば、一人で学習する場合に比べて格段に早く確実にものになることは間違いありません。独学ではともすれば自分に甘くなり挫折しがちですが、学校に通うことにより学習のリズムと習慣を作ることができます。学校に通うことは継続性が必要な語学学習では特に有効です。

トフル勉強法

スコアを伸ばすための学習法についてお話します。

☆スコアを伸ばすための学習法についてお話します。

1.語彙対策:TOEFLでは毎回のように出題される頻出英単語があります。それらを覚えましょう。特にTOEFLに頻出の学問領域に関する用語(文化、文学、生物、天文学、歴史など)を覚えておくとよいでしょう。英文を読んでいて未知語(極端にマイナーでなければ)があれば、それも合わせて覚えるようにしましょう。

頻出単語例: criteria(基準),deduce(演繹する),evolve(発展する、進化する),imply(暗示する),infer(推論する),initiate(始める),integrate(統合する),phenomena(現象)など

2.リスニング対策:リスニングの精度が求められるので量より質の学習をしましょう。

①いつ、誰が何をどうしてどうなったなどの5W1Hについての情報を必要十分に聞き取れているか?

②昔と現在との対比など何かと何かの対比が読まれている場合はその両方の対比内容がつかめているかなどの確認が必要です。

*聞き取れなかったところは何回も聞いてみてください。スクリプトや解説があればよく確認して意味がわかったところでまた聞いてみましょう。音声だけで内容がわかるまで聞き込むことが大切です。

☆本校での学習例:①話の冒頭から「話の主目的を」つかむ②サインポスト(話の案内標識)をおさえる③話の構造を意識してメモをとる④問題スタイルごとの特徴と解法のコツをつかむ(会話、レクチャー、討論)←レクチャーの場合はアカデミックで話自体が込み入っている場合が多いですが、接続語が話の展開の大きな手掛かりになっていますので要点をつかむ上での目印にしましょう。

3.リーディング:語彙力と背景知識を身につけましょう。

文章はアカデミックな内容なので単に読解力をつけるというより、読みこなすのに必要な語彙と背景知識を入れておきましょう。

(1)語彙力:語源、接頭辞、接尾辞などを活用して効果的に語彙を増やしましょう。このやり方だと未知語に出会っても推測して意味をつかめることが多くなります。また未知語に出会ったら前後の文脈から意味を推測する練習をして文脈理解力を高めましょう。

(例)代表的な接頭辞(一部) dis「反、不」:disappear(消える), dislocate(~を移す),pre「以前の」:precaution(予防),preliminary(予備の)

(2)背景知識を入れておきましょう:文化、文学、生物、天文学、歴史などのTOEFLに良く出てくる学術分野の背景知識を得ておきましょう。中でもアメリカの歴史についての背景知識を入れておくことは必須です(日本語でもOK)。

☆本校での学習例:教養英語(Liberal Arts)として次のような学問分野の英文を読み背景知識も養います。①Business & Politics ②Sociology ③Linguistics ④Art ⑤Education ⑥Philosophy & Religion ⑦Medical Science ⑧Psychology ⑨Ecology ⑩Anthropologyなど

4.ライティング:意見(opinion)→理由(because~)→例示(for example~)→結論(In conclusion)の流れで書くのが書き易いです。これをひな型にして様々なタイプの英文を書いてストックしていきます。使える表現を随時取り入れつつ、エッセイ作成を繰り返し練習しておきましょう。「ズバリこう言う。」といった表現がわからない場合は、何とか自分の知っている英語で言い換えながら 書いてみましょう。これは本番で慌てないための準備です。書いたものはぜひ英語のプロに添削してもらい、文法、スペル等で間違いがないか、論理展開に無理がないか、簡潔で説得力がある内容かどうかをチェックしてもらいましょう。

5.スピーキング:ライティング同様使える表現やネタをストックしつつ、まずは単文から「英語から日本語」、「日本語から英語」といった英日翻訳、日英翻訳の練習を声に出してやってみましょう。これが慣れてきたら模擬スピーチを作成して繰り返し練習してさらには即興スピーチができるようにしていきましょう。ライティングと重なりますが、英語で言いたい事が直接言えないときは別な表現に言い換えて言葉に出せるようにしておきましょう。時間を計って時間内にまとめる練習もしておきましょう。ぜひスピーチの内容も 英語のプロの指導を受けて適切に表現できるようにし、高得点を獲得しましょう。

☆本校のスピーチ練習:①Delivery(話し方)②Language Use(言語の使い方)③Topic Development(トピックの展開)の3点から量質両面をチェック、目標点に至るように丁寧に指導します。

*当学院では①独学では学習しにくい、高度な学術内容のリスニング、リーディング②また添削指導が効果的なライティング③プレゼンテーション能力が問われるスピーキング対策も万全です。ぜひ良質な教材と卓越した講師陣の指導で高得点を獲得していただけたらと思います。

 
横浜の英語教室の英語講師達によるブログ