英文法ってなんだろう?
英文法ってなんだろう? ずばり、あらゆるものの基礎です。 話すにしても、文章を書くにしても、相手の話を聞くにしてもです。 確かに 単語で会話は出来る!というような本が巷でいくつかあるけれど、それでは、自分の出来る表現には、限度があり、また不明瞭になってしまう。やはり、ある程度基礎的な文法は身につけておきたい。例えば、「ひろしが大きくなってからこの写真をみるのは楽しいだろうね。」と言うとしてみよう。ただ 単語を並べて fun look photo after Hiroshi grow でもネイティブはIt’ll be fun to look at the photos after Hiroshi grows up.と言いたかったのかなと意味を汲み取ってくれていちいち正してはくれないだろう。 「 I intend going abroad! 」と言っても ネイティブは「違う!違う!intend to go abroadだよ!」とは教えてくれない。彼らの日本人英語に対するスタンスは、「伝わればいいよ、僕はあえて君の英語はいちいち矯正はしないよ。」である。
全部が全部そうゆう法則ではないけれど、to doが未来に向かってのイメージ、動名詞が過去へのイメージをもっている。 だから、intend(~するつもりである)と一緒に使われるのはこれから何かをしようと未来に進んでいくイメージを持つto doの形だけであるというのを知っていれば、こうゆう間違いを少なくする事はできる。文法というと 学問の1つで堅苦しく感じる方もいるかもしれないが、イメージで学ぶでいくとそんなに苦ではない。仮定法の文法にしてもイメージである程度マスター出来るのだけれど….。おっと、ここで長々と書いていくと明日の講義にひびくので、今日はこれくらいにしておこう。
もしあなたがリスニングを上達させたいのであれば、
もしあなたがリスニングを上達させたいのであれば、ズバリ!リスニングをするしかないのです。 ホームランを打ちたいと思うなら、考えるのも大事ですが、実際にボールを打つ練習をするしかないのと同じです。
では、がむしゃらに聞けばよいのか?いいえ、違います。 英語の耳が出来ていない初心者の方ががむしゃらに聞いても、リスニングは効率的には上達しません。 例えばある英語の文を聞いて If …………………………………, I……………………………………………………..and …………………………………………のように ifとIとand しか聞き取れないとします。これでは IfとIとandの音を捉える練習にはなるかもしれませんが、このレベルで何十年、何百年、何千年聞いても、その他はただの音であり、意味として脳に定着することは一生ないでしょう。
では、どうすれば?簡単です。自分が今知っている単語を音で聴き取れるようにしていけばいいのです。幸いなことに日本の受験偏重の英語教育のおかげ?!で日常使わないような単語まで私たちはたくさん知っています。リスニング初級者の方であれば、今日は months を聴き取れるようにしよう!明日は provinceだ!というように音で理解できる単語を増やしていけばよいでしょう。ちなみにprovinceとは州、省という意味ですが知っていましたか? リスニングの大前提ですが、知らない単語は音として流れてしまうので、当然ながら、意味として入ってきません。単語を増やしていく作業も大事ですね。その際には、その単語の意味と同時にどう発音されるかも頭の中に入れていきましょう。日本人がリスニングが苦手であるという理由の1つとして、単語の覚え方があげられます。意味は知っているのに、その単語を読ませてみると読めない単語がなんと多いことか! 「sophisticateの意味は?」 と質問すると 「洗練する、です。」とすぐに答えがかえってくるのに読ませるとソプヒタカテと読んでしまう。うーん 大問題です。自分で発音出来ない単語は聴き取れないですからね。
母国語であるのならば、親が自分に話しかけてくる言葉を覚えて、自然とその言葉の意味と同時に音も習得していきます。 ところが第2言語として英語を学んでいる我々日本人はこの過程をたどっていないので、単語の意味は大学受験のおかげでそこそこわかるのに、音になってしまうとわからなくなってしまいます。 リスニングを上達させるには、日本人なら今自分の中にある英単語を音で1つずつ認識していく作業が必要ですね。 上級者の方には、何もいうことはありません。 レベルが落ちないように毎日聴いてください。 知らない単語に出会ったら楽しんでしまいましょう! 例えば They made ウードゥズ of money on the horse race! ウードゥズってなんだろう? woodlesかな udlesかな あった~ oodles発見! と宝探しをするように。
効果的だと思われるリーディングをいくつか考えてみました。
効果的だと思われるリーディングをいくつか考えてみました。
1 好きなテーマを読む
人それぞれだと思いますがまずは興味のある分野を読むのがよいでしょう。政治・経済・映画・スポーツ・芸能・国際問題・小説・ノンフィクションなどなどいろいろです。好きなものを読むことが記憶にも残りやすく英語学習に好影響を与えます。
2 速読・精読のメリハリをつける
読む目的も様々ですが、速く読むこととしっかり読むことのメリハリをつけるとよいでしょう。実際のビジネスでは速く読めることが助けになります。また、趣味で読む本なら時間をかけてでもじっくり読んで文法や構文なども研究してみましょう。
3 難易度に気をつける
リーディング学習の為には、易しすぎても難しすぎてもよくありません。自分のレベルと丁度よいくらいか、少しだけチャレンジするくらいの難易度が、英語学習をはかどらせます。
4 毎日続ける
継続すると効果的です。例えば1日目に1時間学習して、2日目は0分よりも、1日目に30分、2日目も30分学習するほうがよいです。英語に毎日触れていないと、忘れやすくなります。逆に少しでもよいので毎日読んでいると、学習効果が上がります。
5 馴染みのない分野も時には読んでみる
1と矛盾しますが、自分の興味のない分野も英語学習のためと割り切ってあえて読んでみるのもよいものです。思わぬ発見があって面白かったりするものですし、広い一般教養があると英文読解もはかどります。
6 日本語の本も読む
時間を作って日本語の本も読んでおくと、英語のリーディングにも役立ちます。予備知識がいろいろつくからです。また、日本語を速く読めることは英文を早く読めることにもつながる部分があります。
ライティングを上達させる意外な方法教えます。
ライティングを上達させる意外な方法教えます。電車の中でもできます。そんな方法があるのかとお思いの方、だまされたと思って試してください。その意外な方法をお教えする前に…
ライティング上達のためには、1に書くこと、2に書くこと、3に書くこと、4に書くこと、5に書くこと、6に書くこと、7に…、しつこくなってきたのでこのへんでやめておきますが、とにかく書くことです。週末のこと、今日あったできごと、日ごろ思っていることなど、何でもいいから自由に英語で書いてください。「こんなくだらないこと書いても…」なんて、気にすることはありません。誰もあなたが書いた内容にケチをつける人はいないのですから。
そして、日ごろ英語を勉強していて、「ああ、こんな言い方、表現があるのか」と感じたものがあったら、それをメモしておき、その表現を使った作文練習をしてみるのもいいでしょう。
さて、電車の中でもできるライティングを上達させる意外な方法とは、「英語をひたすら読むこと」です。同じことをネイティヴの方が本に書いていたのを読んだ記憶があります。ただし、読むのは何でも読めばいいというわけではなく、必ずネイティヴの人が書いたきちんとした英文を読むようにしてください。しかも読んでいて自分でやや難しいかな、と感じる程度の英文。筋トレと同じように、負荷をかけないと上達しません。そうしているうちに、自分の中にある不自然な(また場合によっては間違った)英語がいつの間にか排除され、正しい自然な英語が身に着き、書けるようになってくるのです。試してください。毎日やってください。3か月もすれば、あなたの書く英語が違ってくるはずです。もちろん、実際に書く練習も忘れないでくださいね。
英語でのコミュニケーション技術を磨くにはどうしたらいいか。
英語でのコミュニケーション技術を磨くにはどうしたらいいか。これが本稿のテーマである。
一部に「英語には敬語がなくて全部タメ口ですむから楽でいいや。」と考えている人がいるようであるが,これは英語でコミュニケーションをはかる上でたいへん危険な誤解である。もしそのように考えていた人がいるなら,即刻その考えを改めていただきたい。
英語に敬語はあるか。その答えは,YesでありNoである。「敬語とは何か」をどうとらえるかによって,答えが違ってくる。
日本語には尊敬語と謙譲語というのがある。たとえば,「行く」の尊敬語は「いらっしゃる」で,謙譲語は「参る」である。つまり日本語には,同じ動作を表すのに,尊敬の気持を表すための機能を持った別の語が存在する。しかし,そのような意味での敬語は,英語には存在しない。「行く」という動作を表す表現は,goだけである。
しかしだからといって,英語には他人に対して敬意を表する表現がない,ということではない。「相手に敬意を表する表現」を広く敬語ととらえるなら,英語にも敬語は存在する。
余談であるが,5~6年前,「英語の敬語」という本と「敬語の英語」という本が相次いで出版された。私には「英語の敬語」というタイトルの方が自然に感じられるのだが,どうだろう。おそらく「英語の敬語」に先を越されてしまって苦し紛れにつけたタイトルが,「敬語の英語」なのではないかと思う。(私は「英語の敬語」のほうは書店で開いて見たことがあるが,通訳者の書いた本で初心者にも分かりやすいなかなかいい本だな,と思ったのを記憶している。この項に関連して,興味のある方は読まれてみるといいかと思う。)
以前本でこんな話を読んだことがある。アメリカの会社に勤務する日本人が,部下との関係がうまくいかないと嘆いていた。その人が言うには,部下にきちんとpleaseをつけて仕事を頼んでいるのに,不機嫌な感じで仕事を引き受ける,というのだ。
「駅までの行き方を教えてくれますか」というのを英語でどういうだろうか。
Tell me the way to the station.
Please tell me the way to the station.
Will you tell me the way to the station?
Can you tell me the way to the station?
Would you tell me the way to the station?
Could you tell me the way to the station?
上に6通りの表現を書いたが,だいたい下へいくほど丁寧度が高くなると考えてよい。(Would you ~? とCould you ~? はそれほど丁寧度が変わらないようである)
というわけで,pleaseをつけた表現の丁寧度は下から2番目,あまり丁寧度の高い表現ではないのである。実はpleaseをつけても,命令文であることには変わりがないのである。「pleaseをつければ丁寧になる」という誤解を改めていただきたい。
さて先ほどの日本人の話であるが,pleaseをつけてもそれほど丁寧な表現ではないということを知って,もっと丁寧度の高い頼み方に改めたところ,とたんに部下との関係がスムーズにいくようになったそうである。
長々と書いたが,肝心の結論の部分に入ろう。英語でのコミュニケーションの技術を磨くには,英語特有の丁寧表現を覚えることも大切だとは思うが,それよりもまず日本語でのコミュニケーションの技術を磨くことが先ではないだろうか。普段の生活で他人を敬い,正しい表現のできない人間は,いくら英語のコミュニケーション技術を磨いても無駄である。部屋に引きこもってコンピューターゲームに熱中し,他人とのコミュニケーションがうまくとれない若者が増えていると聞く。携帯電話やEメールなどのコミュニケーションの手段が発達した現代,今一度face-to-faceのコミュニケーションの重要さを見直すべきだろう。