プログレスBOOK5
プログレスBOOK5はBOOK4と同じくレッスンごとに文法項目のテーマがあり、リーディングもそれに沿ってつくられています。つまり、そのレッスンで学習した文法項目を、リーディングの部分で確認できる構成になっているのが特徴といえるでしょう。
したがって、
①文法についてまとめたページで、文法項目をしっかり学習する。
②リーディングの部分で、その文法が実際文中でどのように使われているかに留意しながら読む。
という学習方法をお勧めします。このようなことを意識しながら学習できれば、ただ漫然とやるよりも、より効果的な学習ができるでしょう。
BOOK5の学習法は、基本的にはBOOK4と同じということになりますが、BOOK4とBOOK5の違いは、使われている単語やリーディングの内容がより高度なものになっているというのは当然ですが、BOOK5はBOOK4と比べて、例文だけが挙げられていて、説明がまったく書かれていない部分が多くなっています。したがって、学習の補助となる適当な文法書を手元に一冊置く必要がありますが、文法書を使って自分だけで学習することに不安を感じる人も多くいるはずです。
以上のような教科書の特徴を理解した上で学習してほしいのですが、何より、各文法項目について十分理解し、またプログレスという教科書について熟知した指導者の指導を受けることが大切といえるでしょう。Art英語教室には、その条件を満たした講師がそろっています。プログレスの学習に少しでも不安を感じている人がいれば、一度説明を受けに来てください。
当教室ではマイナーとみなされがちな英語検定試験対策にも対応しています。
当教室では一般的に需要の高いTOEIC、英検、TOEFL、などメジャーな英語検定試験対策は言うまでもなく、下記のようなマイナーとみなされがちな英語検定試験対策にも対応しています。
○国連英検(真の国際人としてふさわしい教養[国連知識、時事など]と英語力をはかる)
<試験対策> 過去問を解く等の試験対策に加え、B級以上は指定書熟読での国連知識習得、またあらゆるメディアから情報を得て世界情勢、時事問題にも通じておく必要があります。
☆①語彙力増強②読解力アップ③アウトプットの英語力アップが合格の鍵です。
*B級以上はライティング、A級以上はネイティブとの面接があります(英語での文章作成や口頭での意見を適切に表現できるようにしておく必要があります)。*
○工業英検(科学技術情報を英語で正確に、分かりやすく理解し伝達できるかをはかる)
<試験対策>最初は工業英語の「基本単語と例文」の習得です。下位の級から合格してきたら次の受験級のレベルに合わせ専門語句をふやします。コンピューター関係や科学技術論文、専門の機関紙などを読むのと並行して*英訳、和訳が的確にできるための練習を積む必要があります。*
☆まずは工業系英語特有の語彙や表現に慣れ、それらを身につけることが一番大切です。
○通訳ガイド(観光旅行や企業視察の外国人を英語でガイドできる能力をはかる国家試験)
<試験対策>①一次試験(筆記)対策は過去問を解いて苦手分野(*例:日本語の単語を英語で答える等*)を補います、②二次試験(会話)*日本の習慣や文化や時事について聞かれるので英語で表現できるようにしておきます*③三次試験(社会科)日本地理、日本史、一般常識の知識を高校レベルくらいまで身につけておく必要があります(出題傾向は過去問等で分析しておくといいです)。
☆日本のことを英語で言える力、日本史、日本地理の背景知識を身につけることが必須です。
○IELTS(英・豪・ニュージーランドへの留学希望者の英語力を証明する試験)
<試験対策>試験問題を見て問題を分析、各パートについては①リスニング:登場人物と環境の把握、設問を先に確認、内容の類推②リーディング:作者の意図、パッセージの構成、メインアイディアの把握③*スピーキング:発音と流暢さ、語彙力、文法の正確さ、一貫性*④*ライティング:文字数、文法と語彙、論理性、解答全体の完成度、*
☆自己分析後苦手部分を明確化、その上で短所を補足し長所はさらに強化し、総合的に目標点に到達できるようにすることが大切です。
○GTEC(ビジネスシーンでの話す、書くという能動的スキルを含む真の英語コミュニケーション能力をはかるオンラインテスト)
<試験対策>ほとんど教材が出回ってないですが、公式HPで試験の趣旨や目的、サンプル問題が公表されています。それをまず読んで試験の概要をつかみましょう。4技能のうちリスニングとリーディングはTOEICに似ているのでTOEICの教材でも練習できます。*ただライティングとスピーキングについてはとりわけ独学は難しいです。公式HPで公開されているサンプル問題と同じような問題でプロから指導を受けるのがよいでしょう。*
☆受信型英語力(読む、聞く)に加え、発信型英語力(書く、話す)を十分に鍛えることが必要不可欠です。
*特に下線部分は独学では難しく十分な学習効果を上げることができません。やはり試験のコツ、ツボを押さえ、合格の秘訣を熟知している英語のプロに学ぶのが最短かつもっとも効率的です。
当教室では米大卒のバイリンガル講師、英検満点、準満点講師、TOEIC990満点講師など、英語の真髄に精通した講師が上記のようなマイナーな英語検定試験対策についても皆さんの目標達成のためにお手伝いします。きっとご満足いただける指導が提供できると思います。
授業中に生徒さんからよく質問されること
授業中に生徒さんからよく質問されることの中でもっとも多いのは「どうやったら単語を覚えられますか?」というものです。これに対する答は「やさしく書かれた英語をたくさん読むこと」です。「やさしく書かれた」ということはどういうことかというと、1ページに分からない単語がせいぜい3~4個以内の文章ということです。この個数以内なら文脈から文意を想像することが可能ですがそれ以上になると難しいでしょう。「たくさん読む」ということは、読むスピードや学生か社会人かということでも違うと思うのですが、大体毎日1~2時間まとまった時間をとりその時間で出来るだけ多くの文章を読むことです。「そんなに読むんですか~」という声が聞こえてきそうですが、これくらい読まないと単語は習得できません。また英語全般の力をつけるのに読むことは不可欠です。まとまった時間が取れない時は細切れの時間で結構です。例えば、何かを買うために長い列にならんでいる時、電車に乗っている時、ランチタイム、などの時間を有効に使って読む時間を確保してください。読む素材として一般的にお勧めできるのは、週間STなどの週間新聞です。これらの教材は必要最低限の訳注がついていて記事も選りすぐられているので読んでいて面白いと思います。時事問題に興味がない人でも海外の三面記事や芸能ネタなども掲載されているので楽しみながら読み進めることができると思います。ひとつの英字新聞活用法として同じテーマの記事を毎日追いかけて読み続けるという方法があります。例えば今回の原発事故のニュースを毎日読むのです。最初は分からない単語を辞書で引いていきます。しかし毎日読んでいると同じジャンルの単語が繰り返し出てくるので辞書を引く回数が減ってきます。毎日頻出の単語に触れることによって単語の定着度がかなり増します。意味が完全に理解した後英文記事を音読してもよいでしょう。ある程度の期間これを続けたら今度はテーマをかえて同じ様にやっていきます。このリーディング練習を続けていくことによって語彙のみならず構文を把握する能力もついて速読力養成につながります。単語を覚えるというと単語集を買ってきて最初から単語の訳語を覚えるという図を想像しがちですが、これは大変効率が悪く、仮に覚えられたとしても使うことができず記憶も長続きしません。よく電車の中で単語の丸暗記をしている受験生を見かけますがあれは労多くして益が少ないやり方です。当校では易から難まで様々なトピックの読み物を用意しており、生徒さんのあらゆるニーズに応えることができます。自分でやさしく書かれた興味のもてるリーディング教材を探そうとすると大変時間と労力がかかり、またそれを選別するのにかなりの英語力が必要です。そのような時間を節約するために当校のオリジナル教材を実力のある講師の指導のもとに活用するのが時間と労力の節約にもなり得策です。このようなリーディングを積み重ねることによってTOEIC, 英検などで高得点を取れるボキャブラリーを身につけることができます。
次に多い質問は「どうしたらリスニング力がアップしますか?」というものです。一般の教材でお勧めできるのはアルク社から出ているEnglish Journalです。生の素材から音源をとっており内容もやわらかいものから硬いものまでバラエティにとんでおり飽きずに聞き続けることが出来ます。教材を選ぶ際のポイントは日本語が入りすぎているものやスピードが不自然なくらい遅くなっているものは選ばないということです。現在よくテレビで宣伝されている某教材などは英語と日本語が交互に入っているもので、日本語の方を聞いて意味が分かったと錯覚しがちです。「これで英語がペラペラになった」などという誇大広告にどうか惑わされないで下さい。リスニング能力を高めるにはただやみくもに英語を聞いてもだめで、それなりの方法をとる必要があります。リスニングは2つの能力に分けられます。ひとつは聞こえた音声を文字として認識する能力(音声認識能力)です。これは純粋な聞き取り能力です。この力を向上させるためにはディクテーション(聞こえてきた英語を書き取る練習)の訓練が効果的です。もうひとつは文字として認識した文章の意味をとる読解力です。ですからリスニングといっても結局、読む力がものをいうのです。単語習得のところでも書きましたが読む力は英語全般の実力をあげるのに不可欠で、最も力をいれて学習する必要があります。当校では2~3人までの少人数クラスもしくはプライベート授業で、リスニング指導経験豊かな講師がリピーティング、ディクテーション、シャドウイングなどの有効な方法を用いて生徒さんのリスニング力をアップさせています。使う教材はTOEIC,英検などの検定試験に十分対応したもので、どのようなレベルの生徒さんにも効果を上げられるものです。リスニング学習は一人ですると実際は聞けていないのに聞けたつもりになったり、聞いているうちにうたた寝(?)してしまったりと自分に甘くなりがちです。ぜひ当校にいらして同じ目標を持つ仲間とレベルアップを目指されてはいかがでしょうか。
また特に社会人の皆さんから日常的に受ける質問として「仕事が忙しくて勉強する時間がとれません。どうしたらいいでしょうか?」というものがあります。これは仕事が忙しいビジネスマン、ビジネスウーマンにとっては本当に深刻な問題です。話を聞いてみると夜家に帰ってくるのが11時とか12時で疲れて何も出来ずに寝てしまうというパターンが多いようです。言うまでもなく英語力をつけるには毎日英語に触れることが何よりも大切です。さてそこで勉強時間を確保するにはどうしたらいいでしょうか。まず言いたいのは「細切れの時間をうまく利用する」ということです。いくら忙しいといっても5分や10分の空き時間は必ずあるものです。たとえばランチの後のコーヒータイム、通勤時間で電車バスに乗っている時間、営業の人だったら目的地へ行くまでの移動時間などです。これらの時間を効率的に利用できるように普段から教材を準備しておくことです。例をあげると5分あればリスニングをしましょう。短い時間ですが集中して聞くことによって効果的に勉強できます。10分~20分あれば短い新聞記事などを読んでみましょう。辞書などで調べることはせず限られた時間のなかで出来るだけ多くの量を読むようにしましょう。また特に朝が強い人には普段より1時間か2時間早く起きて勉強することをお勧めします。22時を過ぎた帰宅後は1日の仕事で脳も体も疲労しているため効率的な勉強をおこなうことが困難です。朝早く起きることは確かにきついことですが、考えようによっては、朝は電話もメールもかかってこないし脳がまだフレッシュな状態であるので朝の時間を勉強にあてることはとても能率的です。自分が夜型だと信じている人もぜひ1週間くらい「朝勉強」を試してみてください。きっと1日を効率的に使えることに驚かれると思います。
プログレスBOOK4
プログレスBOOK4は、学校によって使い方・進度が異なりますが,高校1年で使うというのが原則です。高校レベルの英語ということで、BOOK3より難しいのは当然ですが、その差は、BOOK1からBOOK2にあがる時の差、またBOOK2からBOOK3にあがる時の差よりもかなり大きなものです。したがって、BOOK3の学習まではついてこられた生徒さんでも、BOOK4にはいってからの学習は自分の力だけではこなせないということがでてくると思われます。
まず、BOOK4で学習する文法について解説しましょう。BOOK4では、BOOK1からBOOK3までで学んだ文法項目をさらに深く学んでいくことになります。具体的には、時制、仮定法、分詞、不定詞、動名詞、話法、助動詞、関係詞といった内容です。BOOK3までの学習で、これらの文法項目の理解は完全にできていますか? もしできていなかったら、これから先の学習に関して、不安要素が残ります。BOOK4文法項目の説明のページは、例文を載せているだけで、説明が不十分といった印象があります。もしわからないところがでてきたら、手遅れにならないうちに早めにプログレスについて理解し、きちんと指導できる講師がいる教室に通ったほうがいいでしょう。
リーディングの部分は、レッスンごとに学習する文法項目と関連づけたものになっているという点が、優れているといえるでしょう。ただし、リーディングの部分も文法と同様、プログレスについてよく理解している講師がいる教室に通うことが、効率的な学習を進める上で大切です。
ところが、そのような教室を見つけるのが難しいのが現状です。Art英語教室は、プログレスの指導ができる講師がそろった学校です。プログレスの学習に少しでも不安を感じることがあったら、すぐにも問い合わせてみてください。
プログレスは
プログレスは文法事項が詳細に扱われており読み物の量も豊富で、質の点でも量の点でも優れた教科書です。そのなかでBook 1は最初の巻です。中学校に入学し英語の読み書きを本格的に勉強し始める1年生は今後の英語学習においてとても大事な時期です。内容を見ていくと、ひとつのレッスンが3つのSceneに分かれておりそれぞれダイアローグ(対話形式)がついており、それぞれのSceneで文法事項を扱っています。そのあとにSpeak, Listen, Read, Write が配置されており、オールラウンドな英語力を養成する仕組みになっています。Speak, Listenではこなれた口語表現を話し聞けるようになるための良質の練習問題が並び、Readでは十分な長さの読み応えのある読み物が取り上げられています。Write ではその単元で扱った表現や文法事項を理解させるような作文を課されます。扱われている語彙、表現もこなれたものが多くこの教科書をマスターすれば検定試験などにも十分対応できる英語力を身につけることができるでしょう。
その取り組み方ですが、まずダイアローグは暗記してしまうくらい音読すると良いでしょう。音読の回数ですが目安として一つのダイアローグ20回。このくらい音読すると本文や表現が自然と口をついて出てくるようになります。英語の勉強は質も大事ですが同時に量もこなす必要があります。反復練習することによって質的にも向上するのです。ダイアローグには文法事項や基本となる表現が含まれています。これを暗唱することによって文法項目だけでなく自然な英語のリズムを体得することができます。次に文法項目の習得ですがこれには大量の問題演習と生徒の完全理解を促す噛み砕いた文法の説明が必要です。当校ではプログレスに準拠したオリジナル問題を用意しています。これを指導経験豊かな講師の指導解説のもとに行うことで文法の習得だけにとどまらず、英語の核心の理解が可能になり、また定期試験対策も万全になります。この教科書を使った定期試験はどこの学校でも難しいものになりがちで、平均点も比較的低い試験になります。それだけに、できる生徒とできない生徒の差が鮮明になってしまいます。このプログレスという教科書は内容が充実しているがゆえに生徒が勉強しなければならない量が大変多く独学ですすめると、わからないところが出てきた時にそこで挫折しがちです。一度挫折すると追いつくのは困難で学校ではどんどん進んでいってしまいます。こうなることを避けるためには当校などの英語学校で内容を学校より先取りして学習することが有効です。当校でプログレスを使って学習している生徒はわからないことができた時に即座にその疑問を講師に聞けるので壁にぶつかることなく実力をつけています。
このプログレスという優れた定評のあるテキストを有効に学習して、ゆるぎない英語力を身につけていくのにぜひ当校をお役立てください。