定冠詞the・不定冠詞aの説明にダーウィンの進化論が活躍
自然淘汰だとかの用語でおなじみのダーウィン。英語では、自然淘汰を、natural selectionとかsurvival of the fittestということができる。survival of the fittestはスペンサーという生物学者が作った言葉(一般的には、この言葉もダーウィンと思っている人も多いが実は違う。)で、「環境に一番順応したものが生き残る」という意味。natural selectionはsurvival of the fittestと同じような意味で、こちらは、ダーウィンの言葉。
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分詞には現在分詞と過去分詞がある
分詞には現在分詞と過去分詞があり現在分詞は動詞にingがついている。過去分詞はedがつくのが一般的だが不規則変化するものもある。
不規則変化動詞では例えば、broadcastやburst等もそれに当てはまる。皆さんこの2つの動詞の変化はわかりますか?
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ハートで感じる英文法vs英文法構造理解
中学からずっと英文法に重点を置いて学校の授業を受けてきた割には英語の仕組みに詳しくなってどんな長文が出てもこわくない、というわけにはいかない。それで、文法重視の英語学習はダメなんだ、これからは穎川が必要だと英会話スクールに行ってみるも、言葉を臨機応変に作って会話を成立させていくことができず、英語を嫌いになっていく。
やっぱり英文法の基本がわかってないと言葉の組み立て方がわからないから、会話の中身が制限される。英語の全ての組み立て方がわかれば、それを用いて、どんな文章でも作ることができるのに、学生時代の文法学習のトラウマが邪魔して英文法をないがしろにする。
スランプの後に、やっぱり英文法だと思って、中学英語に戻ってくるわけだが、中学高校時代と同じやり方をしていたら、つまらない。ということで新しい英文法学習方法を模索する人が出てくる。
そんな学習者のニーズに、ばちーんと当てはまったのが、NHKでもやってるハートで感じる英文法のたぐいのもの。テレビの前で「う~んなるほど」とうなずいた学習者も多いはず。
しかし、英語をハートで感じるにも限界がある。つまりは、英文法とはハートの部分とロジックの部分とがあるということを忘れちゃいけない。
ハートとロジックとどちらが大切かといえば、言語だけにロジックの方だ。(感性の豊かな芸術家、ミュージシャンや詩人はハートが大切というかもしれないけれど・・・)言葉は理屈が通らなければ、わけがわからない。
この英語のロジック(英文法)とやらを中学高校でやるはずだが、これが、訳だけを覚えたりすることに重点がおかれたりなんかして、英文法の授業は受けてもロジックが見えていないのが、致命的。
英語はしっかりつじつまが合っているから、それを理解できる授業を受ける必要がある。そして、わけがわかった上でハートに触れてみて、(あるいは場合によっては同時進行的に学び)ようやく本物の英語力が身に付き始める。
大手の英会話スクールの英語講師達や学校の英語の先生達を指導していて思うのが、この2つがどうも、全然ダメのよう。この英文法の2つをしっかり指導できる英会話スクールはすくないだろうな・・。