カテゴリー: 英検

英検2級に必要な英語力と勉強法

英検2級は大体高校卒業程度の英語力が必要とされます

英検2級に必要な英語力と勉強法について考えてみましょう。

英検2級は大体高校卒業程度の英語力が必要とされます。従って高校3年までの教科書に出てくる内容をしっかり習得することが必要です。具体的には以下の内容があります。

接頭語・同意語・反意語・名詞・代名詞・関係詞・仮定法など

平均的には高校2年生の2月か高校3年の7月までに取得できるとペースとしては良いです。帰国子女や英語が得意の学生は、中学生や中には小学生でも2級に合格する人もいます。また逆に社会人の方でも英語から遠ざかっていてブラッシュアップしたい人は30代、40代で2級を取得する方もいらっしゃいます。準2級までですとまだ初級という感じがありますが、2級までいくとだんだんと資格として意味を持つようになり、英語がある程度できる人なんだなと思ってもらえるようになるレベルです。

具体的な勉強法としては以下の点に留意しましょう。

接頭語の意味に気をつけて覚える

anti-, dis-, non-は「反対」

antiwar (反戦の)

disapprove (賛成しない)

nonfiction (ノンフィクション)

同意語:(セットで覚える)

regular, standard (標準の)

反意語:(セットで覚える)

smile (笑う) ⇔ frown (しかめる)

(上記のことは単語を効率的に覚えることに役立ちます。)

名詞:

物質名詞の数え方(a glass of milkなど、容器を使って数える)

集合名詞の数(The committee were willing to agree. 集合名詞を構成する個々の人を考えて複数扱いする場合がある)

代名詞:

繰り返しを避けるために使うthat (The climate here is just like that of Spain. Thatはthe climateのこと)

関係詞:

前の節全体を先行詞とするwhichの用法(Susan said she hated snakes, which was a lie.)

仮定法:

事実に反する仮定(If he gave up smoking, he might be loved by them.)

上記のような点をしっかり学習するには、指導の方法を知っている専門学校にいく必要があります。当校は英検各級を研究した教材があり、それを熟知した講師陣がいますのでお勧めです。また、ラジオ講座を聴いたり、(やや難しいですが)CNNを聴いたりするのもよいでしょう。ただし聞き流すのではなく、聴いたものを書き取ったり、聴きながら同時にしゃべってみるなど、効率よく集中して聴くことが大事です。2次試験の面接では、2級の面接形式によく慣れておく必要があります。面接で聞かれる内容はある程度決まっていますので、形式に慣れておくことでかなり得点が上がります。もちろん、英語を話す力そのものもしっかりつけておきましょう。当校ではこういった指導も英検面接官などがしっかり行いますので、是非一度いらして下さい。

英検1級対策

一次試験で試されるのは

一次試験で試されるのは語彙力、読解力、作文力そしてリスニング力です。中でも受験する人たちがもっとも難しいと感じるのはPart 1の語彙問題でしょう。しかしここで出題されるものはある程度傾向がきまっているので徹底的に学習すれば得点源にすることも可能です。具体的な学習の方法は市販の語彙集(CDと例文がついているもの)を使い、まずCDで耳から語彙、表現をインプットしていきます。さらに例文ごと音読します。その際自分で例文がふさわしくないと感じたら辞書をひいて自分が覚えやすい例文にかえてください。一緒に使う前置詞などのコロケーションを習得するために例文ごと覚えるようにしましょう。単語だけ覚えても使えないし、また記憶の定着も悪いものです。

読解力の養成にはまず多読が必要です。「読むものは全て英語にする」くらいの徹底が必要です。英字新聞、英文雑誌、小説など手当たりしだいに読んでください。一日少なくとも3時間くらい読むことが必要でしょう。1級で要求されるリーディングのレベルはかなり高いので新聞(The Japan Timesなど)の社説、論説、または論文などを論旨を追いながら読む練習をすることが不可欠です。

作文力のアップには作文用の基本例文の暗記が必要です。約500程度の基本例文を暗唱し自分の書く英文に活用していきます。こうすることによって独りよがりの不自然な英文を書くことを避けられます。また英文を読む時「自分だったらどう書くだろう」という作文的視点で読む習慣をつけると書く力がつきます。

リスニング力の向上にはやはり日常的な多聴が欠かせませんが、それに加えて問題形式になっているもので情報を求めて精聴することも必要です。過去問題を解くことも有効でしょう。

2次の面接試験では2分間で内容のあることをまとまりのある形で口頭発表する力、それと質問に対し適切かつ相手を納得させられるだけの受け答えをする能力が求められます。与えられるテーマは時事問題から自然科学系の話題まで多岐に及び、これらに対応するにはやはり日頃から新聞などに目を通し社会的な問題に対し自分なりの見解・意見を持っておくようにすることが必須です。またそれらを英語で述べるにはスピーチ原稿を70~80個自分で作成し暗唱しておくことが必要です。このぐらいの量を準備しておけばどんな話題を与えられても応用がきくようになります。

英検の面接のプロセスと受験のコツ

英検の面接では面接員が最初に何を話すがわかっていると緊張しない

次はどんな学生が来るかな?(ほとんどが学生でたまに社会人になる)できるといいな。英検の面接員はだいたいそんなことを思うだろう。

英検準2級、英検2級、準1級の面接受験者は是非、一読されたい!

極端に緊張した様子の人がいるけど、学校の職員室にしかられにいくわけじゃないんだから、リラクッスしてやってくれ。緊張してると、緊張感が面接員達に伝わって、こっちまで緊張してくる。面接のパターンは数例しかいけれど、何人も面接をするわけで、リラックスしていてくれるとこちらも助かる。

英検の面接では面接員が最初に何を話すがわかっていると緊張しないでできる。特に最初に面接員が話すことがわからないと、緊張する。

しかし、最初のプロセス(やり取り)が、わかると、リラックスするようだ。この部分は、ゆっくりはしゃべらない。面接員にしてみればルーチンワークなので、サラリと通り過ぎるので、リスニングに耳も慣らしておいてくれ。

ということで、導入はこんな感じだ。面接の受験のコツとして心得ておいてくれ。

Please come in.

I am Mr.K . May I have your name please?

This is a 2 test.

Shall we start the test?

Please read the senteces silently in 20 second.

Please read them aloud.

I’ll give 5 questions.

Take a look at the people in the first picture. Please describe the situation. etc.

Can I have a card back?

面接員の質問には、必ず、すぐに答える。黙りこくっていると点数をもらえない。だから、つなぎの言葉を覚えておくこと、let me see.をはじめとして、答えには直結しなくても、しゃべること。According to the sentence I have just read…こんなことを言いながら、答えを考えていく。実は、これだけでも、点数をもらえる。(もちろん、答えが完璧に間違ったら、満点はくれないが・・・。)

あなたの英検面接合格を期待しているぞ!

英検1級への道

英検1級を狙うなら、まず難易度の高い単語を覚えること。

合格率10%未満という難関である英検1級。

具体的には113問中81問の正解率(およそ7割)が要される。基礎的文法でつまずいていては絶対合格は無理。単語、熟語も英字新聞が楽々読めるぐらいの知識がないとおそらく受からないだろう。

例えば、proxyなんて単語を知ってるだろうか。「代理(人)、委任状」という意味だが、よく耳にするプロキシサーバーのプロキシがproxyである。

他にも、echelonなんて聞いたことがあるだろうか。「階層、階級」という意味でthe bottom echelonで「最下層、底辺層」という意味である。

まだまだこんな見たことのない単語がふんだんに出てくるので、1級を狙うのならまずは単語を記憶すること、具体的には文章に当てはめてできるだけたくさんの文章を読んでそれを記憶することだ。

英検1級の単語

英検1級の単語の問題って、難易度高いですね。

英検1級の単語の問題って、難易度高いですね。そこまで難しい単語必要かな、と思うときもありますが、やはりTIMEとか読んだときには、出てきますね。そういう単語が。なので、一生懸命覚えましょう!短めの例文付で覚えたほうが、記憶に残りやすいのでは。

2次面接も難易度は高いですが、ある程度パターンは決まっているので、(スピーチ形式ですね、)そのパターンに集中しましょう。あとは、面接官との受け答えができれば大丈夫です!

 
横浜の英語教室の英語講師達によるブログ