靴屋でI'll take it!「これください」と言ったは良いが、これは間違え
語学研修を受けているようなアメリカ留学の最初の時期は、何をやっても一番最初の経験ということになる。一度うまくいけば2回目からは問題なしなんだが、最初は戸惑う。
モールの靴屋に行って、靴を選んでいると、おとなしくしておいてくれればいいのに、May I help you?だのWhat’s your size?だのと。Yes!と言った後が続かない。サイズだって単位が違っててわからない。around(約・・・)とお茶を濁す始末。
まぁでも、I am looking for running shoes. The size is around 9 half or 9.ぐらいなことは、なんとか。
それで、これにしようと決めて、I’ll take it!「これください」と言ったは良いが、これは間違え。靴なんだから、I’ll take these. とかI’ll take themあたりにしなければいけないわけで、また1つ学びました。
ちなみに、I don’t buy that.は「そりゃ納得いかないな」という意味。どれもこれも直訳だとうまくいかないことが多いですね。
で、まぁ、その足で、ドライビングレンジ(ゴルフの打ちっぱなし)も格安なもので行ってみようということになって、ゴルフ用の手袋を受け付けの売店で選んだ。
よし、これにしよう! ← これは英語でなんて言う?
今度こそ、これでOK、I’ll take it!と、これは引っかけ問題。ゴルフ用の手袋は左だけ。
こんなレベルから始まった英会話も、ネイティブの英語に慣れてくれば、
I like them but a little bit tight for me… tight across the top.
If they are a little bit tight, they are gonna be fine because they are gonnna strech out a little bit after a few wearings.
I guess so, too. I’ll take them.
こんなもんも楽勝!
tight across the top 「つま先の方がきつい」
they’ll strech out a little bit after a few wearings 「はいているうちに少し伸びる」
そうなるには多少時間がかかりました。
英語でSay Whenと。この2単語が、実に何を言っているのかわからなかった。
アメリカの大学では期末試験が終わって新学期が始まる前までのシーズンにパーティーをやろうなんてことになる。パーティーなんて立派なもんじゃなくって普通に飲みとかんなんだけど、そこは雰囲気も良くするためにパーティーということで。
こういった場で留学生達は勉強以外のぶっちゃけトークに花が咲かせられるかどうかってところで英会話のスキルの上達具合を確かめたりなんかするわけだが、中にはお初の人とかがいて堅苦しいのがいる。
そんなことを言っている自分も最初の時は、馴染めずにいるわけで、そうこうしていると、その中に日本人が好きな妙に元気なやつが、日本人とみて、日本酒(←あまり手に入らないわりには、20代そこそこの学生にその味なんてわかりやしない。)を注ぎに来たりする。
ちなみに、アメリカでは酒の席で酒を注ぎ合うというのは基本的にはないので、「おれの酒が飲めねぇのか」などという英会話はないのだが、日本人好きの外人てのは、そういう日本文化をどこぞとやらから仕入れては、どんなもんかとやってみるんだろう。(でも、Can I buy you a drink?みたいに、ナンパしてるヤツはいた。)
と、その彼が言うのであります。英語でSay Whenと。この2単語が、実に何を言っているのかわからなかった。リスニングの問題じゃない。何度か聞きなおしているうちに、溢れそうになってくる「ももも・・・」。どうやら「Whenと言え」ということがわかって、whenと言ってみる。言ってみるが、何の事だかわからない。ぎりぎりまで注いで、なにやら説明されてようやくそういうのか、「ちょうどいいところで言ってくれ」ってことかとわかった。そして、whenと言えばやめるのかということがわかった。
して、彼にも注いでやる時に早速、Say Whenと言ってみると、日本語で返って来た「ももも」
さっそく使ってるし。しかも、妙にネイティブの日本人ぽい。あーあ。