アーカイブ: 2010年12月

高校1年生でやるべきことと、アドバイス

まずは、中学で英語が苦手になってしまった時の英語文法、単語を探し出す。

中学で英語を好きになったか、嫌いになったかが、これから始まる高校時代のあなたの英語力を大きく左右します。高校1年生のみなさん、あなたは今どっちの方ですか。

幸運にも、中学校時代に英語を楽しく教えてくれる先生に出会い、どんどん、英語の単語や文法を自分の中に吸収してこれた人は本当に幸せです。英語が好きで毎日英語にふれていないと不安になるくらいに英語にふれることが習慣化されている人は、これからも学問というより、1つの趣味として、単語がどんどん入ってきたり、文法が入ってきたりするでしょう。

不運にも、中学の3年間で英語が嫌いになってしまった人は、誰かの助けが必要です。英語を好きにさせてくれる誰かが。入試に必要な単語は約5000語、入試にはまだ時間があるこの時期ですが、これを嫌々、詰め込むのは苦痛以外の何物でもありません。そこで高校1年生のみなさんに1つアドバイスをするとしたら、「自分が中学のどこで英語を嫌いになったのか」を自分がまず知ること、と言えるでしょう。Iやyouやappleのスペリングテストでは100点をとっていたのに、文房具がstationaryだったかstationeryだったかがわからなくて半々の確率でstationaryと書いて×をもらって自信喪失。 以降段々に成績が下がっていき、最初は100点だった英語が3年生の時には20点なんてことも起こる。こうなってしまうと、入試英語はもちろん、これから始まる高校の普段の授業にも追いついていけなくなり、いわゆる「落ちこぼれ」になってしまう。う~ん、深刻です。 どの段階で英語が苦手になったのかを知り、そこから新たに英語の学習に取り組んでいくつもりでやっていく事が大事でしょう。1年生はまだ入試には時間があります。そこで1つ1つ中学の文法で抜け落ちてしまった箇所を穴埋めし、なんとか「英語が好きだった頃の自分」を見つけ、それを失わないように学習していく必要があります。「英語が好きな自分」がいつまでもいれば、英語学習も誰に言われるでもなく習慣化し、成績も安定して行く事でしょう。

当校には、そんなあなたのつまづいてしまった弱点をみつけ、それを克服し、段階を追って、きちんと指導してくれる講師がいます。一人でどうしたら英語がよくなるのか迷うのはやめ、相談しに来てください。もちろん、英語が大好きな人も、当校に来て、さらなる、ステップアップをしてみては如何でしょうか。

中3英語で必須の英語力とその勉強法

中学3年は1,2年で学習した基礎を土台に発展的な学力を築きあげるときです。

中学3年は1,2年で学習した基礎を土台に発展的な学力を築きあげるときです。また、高校入試が目前に迫り、入試にも対応すべき重要なときです。この時期に重要な項目は以下のようなものがあります。

代名詞・助動詞・関係代名詞・分詞・分詞構文

などです。

進学校の私立高校であれば仮定法も要注意です。

また、1、2年で学習した重要項目に抜け落ちているものがあればよく復習することも大事です。特に準動詞(不定詞・分詞・動名詞)は英語においてとても重要なので、しっかり把握することです。

これらの中でも、入試でもよく出る関係代名詞の勉強法を考えてみましょう。

関係代名詞は代名詞と接続詞の役割を兼ねています。例えば次に文を見てください。

Ichiro is a boy. He plays baseball very well.

これを関係代名詞を使って一文にすると

Ichiro is a boy who plays baseball very well.

となります。つまり関係代名詞のwhoはheという代名詞の代わりをすると同時に上の2文を接続する(接続詞)の働きもしています。このしくみをまずしっかりと把握しましょう。

次に以下の文はどうでしょう。

These are the books which are very popular among young people.

この文で関係代名詞はwhichですがwhoは使えません。関係代名詞によって修飾される名詞(先行詞といいます、ここではbooks)が物なのでwhichを使います。最初の例文では先行詞はboyなのでwhoを使いました。つまり関係代名詞は先行詞の種類によって使い分けるのです。さらに主格・所有格・目的格によっても形が変わります。

上位の高校を目指すのであれば仮定法も押えておきましょう。例えば次に文はどうでしょう。

If I were you, I would not go there.

(もし私があなたなら、そこへは行かないでしょう。)

動詞の形が変わっていますね。仮定法では事実と違うことを仮定するので、現在のことでも過去形を使うのです!

このように中学3年生の英語学習はだんだんと高度なものが入ってきます。指導を受けるにはそのあたりをよく心得た講師につくべきです。当ユニゾン英語学院は中学英語を熟知した講師陣が親身になって指導していますので、是非当校の授業を受けてみてください!

高校3年生に必要な英語力とその学習法

大学受験で栄光を勝ち取るには、完全な文法力が必要となります。

高校3年生になると、いよいよ大学受験を間近にむかえます。大学受験は、それまでの英語学習の集大成ともいえます。

大学受験で栄光を勝ち取るには、完全な文法力が必要となります。すなわちそれが、高校3年生に求められる英語力ということになるでしょう。ところで、完全な文法力というのは何でしょうか。

ご存知と思いますが、文法には例外が多いです。例えば、可算名詞の単数形の前には、必ず冠詞または冠詞類をつけるというルールのはずなのに、go to schoolという表現では、schoolに冠詞をつけません。これは、文法が先にあって、あとから英語ができたわけではないからです。英語という言語が先にあって、そこに何らかのルールや法則性を見出そうとして、文法ができたのです。だから、あとからできたルールに当てはまらない例外があって当然なのです。大学入試では、その例外の部分が出題されることが多いです。次の質問に答えられるでしょうか? 関係代名詞who, whom, whichはthatで代用可能というのが原則ですが、thatで代用できないのはどういうときでしょうか。逆にthatの方を用いるべきなのはどういう場合でしょうか。

さて、最初のあげた「完全な英語力とは何か」という問題に戻ります。一般的な文法のルールに当てはまらない例外も含めて把握できてこそ,完全な文法力と言えるのです。

さて次に、大学入試に必要とされる単語力について考えてみましょう。大学入試には、英検2級レベルの単語力は必須と言えるでしょう。レベルの高い大学を目指すには準1級に出題されるような単語もしっかり覚えておく必要があります。

Art英語教室では、大学受験に必要とされる文法力と語彙力を効率的に身につけることができます。本校で「完全な文法力」を身につけてみませんか。

目標の大学合格に向けて、一緒に頑張りましょう。

中2英語で必須の英語力とその勉強法

中2は中1で学習した基礎・基本を着実に身につけ、その土台の上に発展的な学力を築き上げる重要な時期です

中2は中1で学習した基礎・基本を着実に身につけ、その土台の上に発展的な学力を築き上げる重要な時期です。また、ハイレベルな高校入試では、既に中2の学習から入試問題に対応した学習が求められます。一般的に中2では主に以下の項目が学習指導要領では定められています。

一般動詞の過去形

過去進行形

未来形

不定詞

動名詞

比較

接続詞

受動態

現在完了

細かく見ると他にもありますが、主要な項目は上記です。この中でも特に多くの中学2年生が苦労する現在完了と比較について勉強法を述べたいと思います。

現在完了については過去時制との違いに戸惑う人が多いです。

以下の2文の違いを考えてみましょう。

I have lost my umbrella. (現在完了)

I lost my umbrella. (過去時制)

訳はどちらも「私は傘をなくしました。」となり、意味の違いが分かりにくいです。現在完了を用いると、「なくした結果、今もそれを持っていない。」となり、過去に起きたことが現在に影響を与えています。現在完了とはこういうもので、過去と現在を同時に意識した時制なのです。

比較については、まず形容詞と副詞が語形変化する(原級、比較級、最上級の三つがある)ことを覚えなければなりません。規則変化するもの(例:kind-kinder-kindest, beautiful-more beautiful-most beautiful)と不規則変化するもの(例:bad-worse-worst, good-better-best)の違いを意識することが大事です。

最上級とtheについては誤解している人がいます。以下の文は間違いではありません。

He speaks Japanese best of us all.

最上級にはtheをつけるということはよく言われていることですが、副詞の最上級にはtheをつけなくてもよいということに気をつけましょう。

上記以外にも学習上気をつけることは多々あります。当行(ユニゾン英語学院)の講師は、中学英語を熟知した講師陣がつぼを心得て指導しています。是非一度お越し下さい。

高校2年生に必要な英語力とその学習法

学習法についてはやはり英語のコア(核)をつかむことです。

高校2年生は学校生活にも慣れ、心身ともに余裕が出てくる時期です。中だるみの高2になるか、受験準備周到な高2になるかで、1年後の大学受験でその明暗が分かれます。つまり、第一志望校を現役合格できるか否かということです。この時期に以下の内容を確実にしておくのが理想です。

①   受験で必要な語彙を覚えていること。

②   入試問題に頻出の文法、語法をマスターしていること。

③   ①と②の力を駆使して長文を効率的に読み作者の主張をしっかり把握できる読解力と、正解できる得点力を備えていること

などの基礎つくり、土台作りができていることです。

①受験で必要な基礎的な語彙(中学レベルを除き2000語くらい) ←これは受験勉強の時期に突然始めて身につくものではなく、高校1年生から習った新出単語、イディオムをその都度地道にコツコツ身につけていくことで自分のものになります。ただ今までそれができていなくても高2からならまだ間に合います。

②重要文法の基本(5文型、時制、準動詞、関係詞、仮定法、比較、名詞・冠詞、形容詞・副詞…)←これも①同様毎日の学習による地道な努力がものを言います。

重要構文、文章構造の基本形などをマスターしていることです。←実践的な問題を通して確認するのが効果的です。(校内外実力テスト{模試}等)

学習法についてはやはり英語のコア(核)をつかむことです。今回は授業内での実際の生徒とのやりとりの様子でお話ししましょう(①の一例)

講師:「K君、もう高校2年の冬だけど①、②、③(上記の内容を指す)はすべて準備万端なの?」

K君:「先生、それは無理ですよ。部活、委員会に追われ、友達付き合いもあって普段は宿題、学校の授業の予復習で精いっぱいです。あとはせいぜいテスト前の試験勉強くらいで…それ以上は無理ですよ.」

講師:「なるほど。じゃあ、今日はまず予習してきてもらった単語の意味を確認するけど、respectful, respectableの意味が逆になっていたね?」

K君:「パッと見が似ているからいつもどっちがどっちかわからなくなります。」

講師:「じゃあ、いいことを教えてあげましょう。実は形容詞の後ろの-ful、-ousは「-する」の能動の意味があって、-ableは「-できる」って意味は知っていると思うけど、もうひとつ実は「-される」っていう受け身の意味もあるんだよ。そうするとrespectfulは「尊敬する」って能動的な意味だから「尊敬をする→敬意を払う、礼儀正しい」の意味になって、respectableは「尊敬される」って受動の意味だから「尊敬を受ける→尊敬に値する、りっぱな」って意味になるんだよ。他にも、enviousは能動の意味で「嫉妬をいだいている」enviableは受動の意味で「(嫉妬されるくらい)いい、うらやましい」だし、regretfulは能動で「(後悔するほど)残念そうな、惜しがる」でregrettableは受動で(後悔されるほど)気の毒な、悲しむべき」というふうに意味の区別ができるようになるね。」

K君:「あ、そうか、その知識があれば、間違えなくて済みますね。初めて聞きました。凄い!なんかヤル気が湧いてきました、こんな風に理解できたら他の内容も頑張れるかもしれません。」

紙面の都合でいろいろご紹介できないのは残念ですがこのように英語のコアに迫る学習をしていけば楽しくかつ効率的、合理的に学べるんですよ。世間一般の丸暗記中心の英語学習法は効率が悪く忘れやすいのに対し、この方法は大変効率的でしかも一度覚えたら忘れにくいです。

文法ならその形や機能の中心イメージをつかむことや長文読解ならつなぎ言葉やキーフレーズに注目し重要情報を逃さないなど、すべての学習内容で英語の本質、核心を突いた目からうろこの急所攻め授業を当教室では展開しています。ぜひ英語感動体験をしに足を運んでみてください。

 
横浜の英語教室の英語講師達によるブログ